とても良い / 口コミ件数 : 3件
価格 : 2,100 円
隼鷹は大戦を潜り抜けた数少ない艦です。戦後に撮影された隼鷹の写真はとても鮮明で、作成の後のディティールアップにとても参考になります。キットも大鳳と並んで最高傑作の呼び声が高いものなので是非お勧めしたいものの一つです。
建造中の日本郵船橿原丸(かしわらまる)として作られた船を途中で空母に改造した軍艦です。商船たったラインを上手く表現されてます。また、エレベーターを下げると格納庫が見えるような工夫がされてます。なかなか作りがいのある作品だと思います。
隼鷹は実艦では、飛鷹とともに、商船改造の特設空母ながら、ミッドウェー海戦以降、瑞鶴、翔鶴に伍して戦った中型空母です。特に外観上の特徴として、空母では飛行甲板上の気流を乱さないように配置するのが難しい煙突を右舷の艦橋と一体化して、外側に傾斜させた形で配置した初めての空母であり、その構造の優秀さは後に大鳳、信濃にこの形式が引き継がれたことでも明らかです。 日本の商船改造空母の多くが艦型が小さく、輸送任務に就いていたのとは対照的に、隼鷹は中型空母としてのキャパシティを持ち、艦爆・艦攻まで発着できた優秀なフネで大きな作戦としては、昭和19年の第一機動艦隊の乾坤一擲の作戦であったマリアナ沖海戦にも飛鷹とともに参加しています。 キットはこの特徴的な艦型を再現し、飛行機用リフトも昇降状態を選択できるので、動きのある展示が可能です。 また、キットでは空母としての最終時を再現していますが、多少の改造でマリアナ沖海戦やそれ以前の姿にもすることが可能なので、中級以上のモデラーであれば、資料や模型誌の記事を参考に改造してみるのも面白いことでしょう。 また、WLシリーズ初心者でも、このキットはベテランキットながら、タミヤらしくかっちりとした出来なので、ストレートに作るのであれば、組み立ては難しくはないでしょう。 大きさは重巡クラスですが、グレー一色の日本艦のコレクションの中にあっては、薄緑色の本艦は見映えのするコレクションになると思います。