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Viva la Vida

Viva la Vida

良い / 口コミ件数 : 97


価格 : 1,268 円





クチコミReview一覧
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1.  とても良い radakaさん 書き込み日: 2008年06月14日

まいりました。。

コールドプレイを売れているから、という理由だけで毛嫌いする人がいるが、
音楽を純粋に好きな人でこのアルバムを嫌いな人なんているのだろうか。
それだけの圧倒的なクオリティーとロマンが詰め込まれたアルバムだと思う。

前作は決して駄作ではないが、正直アルバムとして散漫な印象があり消化不良な感は否めなかった。
今作も曲ごとに様々なアプローチはしているのだが、前作と違い
音の細部まで消化されている印象をうけた。

前作と今作を経てコールドプレイというジャンルの音楽を確立したように思う。
これは本当に凄いことだ。
今回表現に取り入れていた中近東あたりの音楽との相性も非常に良く、
更なるステップアップを期待してしまう。

今年も様々な音楽を聴いてきたが、メジャーバンドとしての圧倒的な実力を
見せつけられた1枚だった。
反グローバリズムの流れを受けてか、最近は音楽でもインディー的”外し”のニュアンスとセンスをもったバンドが注目されているが、このように真っ正面からメジャーであることと勝負しているコールドプレイの音楽はなんて力強く、潔く、心に響いてくるのかと感心させられた。これからますます貴重な存在になっていくのではないかと思う。

特定のジャンルやスタイルではなく、”音楽が好き”という人は聴いて損しないアルバムだと思います。



2.  とても良い スイート・サイエンスさん 書き込み日: 2009年07月20日

心地よく音楽に浸ることができる作品

最近は年のせいか新しいバンドの曲を聴くことがめっきり減ったが、Coldplayは過去3作全て聴いており、特に前作のX&Yは好きなアルバムの一つだ。そんな彼らの第4作がこの作品だが、結論から言うとどの曲もクオリティが高く気に入りました。

まず始まりの3曲目がいい。何かの始まりを予感させるような静かなイントロから始まり、コーラスが美しい「Cemeteries Of London」が続き、そして3曲目の「Lost!」で一気に頂点に達します。「Lost!」はこのアルバムで一番好きな曲だ。

その後も、「Lovers In Japan / Reign Of Love」、「Yes」の後半、「Violet Hill」、締めくくりの「Death And All His Friends」などいい曲が揃っています。

理屈抜きに心地よい音楽に浸ることが出来る作品です。



3.  とても良い するめさん 書き込み日: 2008年06月18日

今のスタンダードとして

最近のUKロックに、自分は正直懐疑的な部分があります。
ロック史を塗り替える期待の新人!!などと煽っておいて、結局アルバム2枚だして失速、なんていうお決まりのパターン。
皆さんもいくらかのバンドが頭に浮かぶのではないでしょうか。
勿論その中にもいいものはあるし、自分の好きなアルバムもある。
しかしそんな作品に総じて言えるのは「ちょっと考えすぎなんじゃないかなあ」という残酷な印象を抱く、という点です。
考えてみればあと2年ほどで終わってしまうんだなあ。2000年代は中々に難しい年代だった。
90年代と比べて、正直新しい「なにか」が開拓された、という実感はない。
再発見の年代ではないかと思う。ロックの原初的なダイナミズム、ナマのギター音を大事にする価値観。
かつてのロックを現代にあうフォルムをもって復活させよう、という年代。
様々なアイデアが登場したし、様々な傑作が生まれた。
しかしそんな中で、ことさらに誰もが素晴らしいとうなずけるような凄い音楽をやろうよ、
という価値観をもったバンドがあまりにも少なかったのではないかと思う。
もう分かると思いますが、コールドプレイはそんな中で、上記のような価値観を持ち、多大な支持を受けたほぼ唯一のバンドなのではないだろうか、と感じます。

他の方もおっしゃるように、このバンドの立ち居地は、様々な識者から「不毛の時代」と罵られた80年代におけるU2と近いものがある。
初期においては「時代性を感じられない」と批評家から批判をうけたこのバンド。
今になって思えば批評家さえもロックの目先の先鋭化に踊らされていた部分があったのではないかと思えてなりません。
彼らの音楽はそれこそビートルズからから始まるUK(US)ロックのヒストリーにおけるエピソードを、
すべて血肉化していかんとする、すさまじく広いスケールを持ったものだと思う。
小手先のアイデアなんて必要ない。特に今作においてはそう感じる。
アルバムを重ねるごとにドンドンアイデアが豊かになっていくけど(前作の要素をまったく削いでいないのも凄い)、今回においては「ホットさ」が加わった。
まさにタイトルどおりの人間同士の魂のふれあいを感じさせる、一種のコンセプチュアルを感じさせる名盤となっています。
歌詞がとてもわかりやすいのもポイントで、自分でも邦訳無しでギリギリ内容を理解できる。
誰にでも、いつの時代にでも、彼らはアピールしたいのだろう。それは誰にでも出来るものではない。
素直に偉大なる資質と才能と言えると思う。こういうバンド、絶対必要だ。

自分はうっかりこのアルバムの発売日を忘れてしまっていたんだけど、
i-PodのCM観てたらいい曲が流れてきて、よくよく聴いてみたらそれは彼らの曲でした。
そして思わずCD屋に駆け込んで買ってしまいました。
こういう音楽との出会いをもっとしたいよね。ちなみに前作も全く同じパターンだった(笑)。
スタンダードないい音楽を聴ける素晴らしいバンド。サマソニでもきっと「誰もが」盛り上がるでしょう。



4.  とても良い ひつじが一匹さん 書き込み日: 2008年06月14日

音楽好きには脱帽ものの作品!

 からっとした、ある種ノー天気な位のアメリカン・ロックが好みの自分にとっては、UKロックって、ちょっと苦手なんだよね。独特のウェット感というか、質感がモヤモヤとした感じがして・・・。なもんで、このColdplayもちょっと毛嫌いしてたけど、いやぁ、自分の喰わず嫌いを反省しました。
 いや、中身はもろに情感豊かな、UKロックの佇まいなんだけど、ここまでスケールが大きな音楽を奏でてくれると、ジャンル分けなんて無意味で、音楽好きとしてはただただ脱帽だね。

 ブライアン・イーノの力なのか、ボーカルもギターの音色も、あのU2を彷彿とさせる瞬間が多々あるものの、単なるフォロワーの枠に収まらない、各曲ごとのクオリティの高さと、かつアルバムトータルで聞かせる力量、やはり半端な実力ではないね。特に緩急のつけ方が絶妙なんだね。
 ただ、「ギターが常に一番うるさい」音作りをしたとのことだけど、僕の耳にはそれほどでもないと感じた。サマソニのヘッドライナーとのことだが、野外ライブで映えそうな感じはしないんだけど、ライブは別なのかな。そのへんちょっと興味深い。



5.  とても良い デモさん 書き込み日: 2008年06月19日

ドラスティックな変化

brian enoプロデュースに「ヒスパニックの影響」という前情報から想像されるような、サウンド面における劇的な変化はないが、過去3作で培われたメロディセンスがenoの荘厳で美しく官能的ですらある音使いと絶妙に融合することにより、聴く人の心を鷲掴みにするような、人の心に直接訴えかけるような力強さを獲得していることは間違いない。
表面的な変化ではなく、むしろより根源的で激烈な、いわばドラスティックな変化を遂げたと言っていいだろう。

10曲中5曲が、静から動へまたは動から静へと展開する、1曲中に2つから3つのスタイルが同居するような曲で占められているのがアルバムの特徴である。
それらに取ってつけたような違和感がなく、陰影に富むサウンドがごく自然に展開し、アルバムとして非常にまとまりが感じられるあたりはenoの手腕によるところが大きいと思われる。

静と動を揺れ動きながら展開するそのサウンドに、静寂と喧噪、光と影、あるいは歓喜と悲哀を投影し、それらがこのアルバムのテーマである「生と死」のように連綿と連なり、ラストのdeath and all his friendsから、再び冒頭のlife in technicolorへ回帰していくという濃密な世界観は、ただひたすら圧巻であり、このような壮大なテーマに取り組み、そして見事に描き切ったcoldplayの実直な姿勢とともに大きな感動を呼ぶ。

混沌の中に神聖な美が宿る、そんな1枚の絵画を見る思いもするアルバムだ。



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