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「 ZENIGATA MARCH 」が最も泣かせる |
ルパンというアニメ作品がいかに音楽に置いて優秀だったか、それぞれの楽曲の土台からして、既にスタンダードになり得る美しさを秘めていたことを実感する。また登場キャラクターそれぞれ人間臭さとスタイリッシュであることが、JAZZにしたときのソウルと哀愁にもイメージが結びつくのだろう。
そしてやはり5の「銭形マーチ」である。ベース音が身にしみる。JAZZの奥ゆかしさ、原曲の日本的古めかしさ、謡曲から来る酒の匂い。どれもがブレンドの際に最高に調和している。哀愁とはかくもインテリジェンスなものだったかと、改めて男らしさを考えずに入られない。
一方、9の「ラヴ・スコール」は女性らしさを感じさせる。峰不二子がアニメのエンディングで車を走らせていたシーンが甦るが、アレンジはしなやかさと綺麗さを残しつつ、恋の切なさや甘酸っぱさもみえてきそうだ。それでもどこか健気で元気さを忘れない女性がいる。 |
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