「Pyromania」以降、常にセールスを意識した曲作りで、どのアルバムも近年は窮屈なところがあり、またハードロックからどんどん遠ざかっていく感があったが、前作「Yeah! 」が本来のロックバンドとしての姿を取り戻すきっかけになったのでは。個人的には、より完成度の高い「Retro Active 」という印象を持った。全ての曲がコンパクトにまとめられいるが、密度が濃いものなっている。特に、今回サブとヴィヴの曲が印象に残る。また、優れた2人のギタリストがいながら、今まで絡むことが少なかったが、今回は存分にフィルとヴィヴのソロが絡んだ曲もあり、まさにハードロック回帰なアルバムになっている。 もう過去のアルバム云々でなく、これからはこの路線でどんどんやってもらいたい。特典のDVDは、これも珍しく、フィルとヴィヴ(ジョーは音声だけ)二人の解説が中心で、あたりまえだが、二人とも仲がいいところが垣間見えてよかった。
・・・という評点が頭にある小生には、当該新作の実質的評価は★★★★が妥当と思っていますが、2008年に至って、このレベルのNewAlbumが出せるLeppsに★★★★★提供したいと思います。一曲一曲を聴く限り、もう少し曲の構成を練りこめば、上記の名作群に比肩する水準のAlbumになるのりしろが残されている点が悔やまれますが、それでも駄曲がないのが何よりの高評価Point。Nine LivesにAnimalっぽいPopさを感じさせるところも嬉しい。30代後半〜40代前半のLepps Fanで、同時発売紙ジャケしか購入していない諸兄ももう一度Shopに足を伸ばしてご購入をお薦めいたします。フィルもヴィヴィアンも元気なソロパートも久しぶりに聴けますしね。リックアレンもほんまに片腕なんかと疑うほどに驚きの連打のプレイを披露している。
Sound Productionは全然ダメ!最近流行りの傾向なんでしょうかね、音圧上げまくって透明感や分離感なんざまったく考慮していない。携帯機器が主戦場になってしまったが為の弊害なんでしょうか?紙ジャケCDのNon Remaster CD の方がよっぽど良いSound Productionです(20年以上前のNon Remaster音源なのにネェ)。この音源をSHM-CDにしたところで意味あるんでしょうか?SHM-CD肯定派の私ではありますが、このSound Productionには猫に小判でないかと・・・(現代的Sound Productionにするにしてもトレバーホーンプロデュースのt.A.T.u. / 200 Km/H in the Wrong Lane のようなGoodなんですけど!!)