2008年5月3日付、ビルボードアルバムチャート初登場73位!!!1985年にサードアルバム「アストラ」が67位を記録して以来のTOP100位返り咲きです。本CDはEMI AMERICA RECORDSのプレスです。歌詞もしっかり載っています。 US盤嗜好の方は安心してお求めできますよ!内容については他の方のレビューを参照してください。
もはやライブコンサートでは、ハラハラして見守るしかないハウの運指も、
スタジオワークでは毅然として、老獪なテクニックでスペクトラムなサウンドデコレーションに徹してくれる。
Parallel Worlds/Vortex/Deya の、セバスチャンハーディー(マリオ・ミーロ)風の哀愁漂う泣きのムード、
Over and Overの、そのまんまイエスのテクニカルなフレーズなどは、
70年代フレイバーを教科書的に引用した、ノスタルジックなサービスプロモーションだ。
1stの衝撃と素晴らしさはあの頃だったからこそ出来たもので、今さら同じものを作れないことはファンのみならず、本人達も理解しているはず。それでも、このオリジナル再結成でファンの期待と自身の挑戦に、彼等は見事に答えたのではないだろうか。iconの延長と言ってしまえばそれまでかもしれないが、このアルバムにはこれまでのエイジア軌跡が凝縮してる気がしてならない。「never again」「nothing's forever」は言うに及ばず、一番の聴き所でもある4人の共作「alibis」や「don't cry」を彷彿させる「shadow of a doubt」にワクワクさせられる。やはりこの4人にしか出せない音がある。そして、改めてハウの存在がいかに重要だったかがわかります。随所に彼のフレーズが聴けるのはほんと嬉しい限りです。ひとつだけ残念なのはウェットンとハウの共作がなかったことくらいだ。それにしても、正直これほどとは思ってなかった。素直に拍手を送りたい。