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誰も僕の絵を描けないだろう(紙ジャケット仕様)


とても良い / 口コミ件数 : 3


価格 : 2,793 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:3 1
1.  とても良い ひでぶさん 書き込み日: 2006年06月12日

いくつかある最高傑作のひとつ

何曲かを、再発してはいけないだろうと勝手に判断され、
数年前まで数の少ない中古盤しかなかったアルバム。

このアルバムから、友部ひとりの演奏では無くなるが、基本的に弾き語り。
次の「1976」より、バンド演奏が全面的に加わる。
その参加者というのが坂本龍一のピアノ。
裏ジャケットに、駅のホームで撮影されたふたり。口ひげをたくわえた、長髪の坂本。
5 おしゃべりなカラス
8 ひとり部屋に居て
11 あいてるドアから失礼しますよ
以上3曲。封入されている解説によると、これが坂本の処女録音。

旅先で、5をリクエストされた時、持って聞いてはいたのだが、はてさてどんな曲だったのか思い出せなかった。
帰宅して聞いてみると、素通りしていたのを後悔した。
そうだよなあ、しゃべり過ぎて結局なあんにも言っちゃいない。

ちまたのロック風サウンドより、はるかにこの盤の方がロックしている。
お金を出せば買えるようになったのだから、もっと多くの人にこのロックを聴いてもらいたい。



2.  とても良い 真島正人さん 書き込み日: 2010年01月11日

文学的フォーク

日本のフォーク(と呼ぶかどうか微妙だけど)の中の、最高の作品だと思う。
これを聴かないのは本当に損だ。
この作品の異常な点は、言葉の重みで、良くある言葉遊びや、フォーク的な言語観からは、実は非常に遠く、むしろ現代詩の域に入ることができる。
どこか緩めながらも『叫び』の聴こえる『歌』も、非常に素晴らしく、本来フォークはこの域に達してこそ、初めてフォークだったのではないのか。
バックのピアノは坂本龍一だが、適切な演奏である。



3.  普通 cyberhvnさん 書き込み日: 2006年11月16日

サカモトのアルバムではありません

 初期の教授が聴きたければ、これよりは『ハテルマ』か入手が超困難だが『個展』
がよい。教授のキャリアの最初に出て来るので過度の期待で探していた人もいるか
もしれないが、これはその期待には添えないレコードである。3曲しかやってない。
 まず、当たり前だが友部のがなるようなボーカルでいきなり驚く人も多いに違い
ない(それは坂本ファン)。聴きやすいレコードとは言えない。急に別世界へ連れて
いかれる。友部の視線の世界、風来坊、流れ者、その日暮らし、朴訥で他人に向かっ
ては大声で喋れない、曇った景色・・・。音符からはずれた、太い声がそれを語り
かける。
 まさに「もろ」フォーク・ソングである。坂本は自伝にあるように、バイトで適当
に弾いただけである。音楽的にどうの、は一切ない。私には教授とは関係なしに強烈
な、焚き火の熱を遠くで感じるような歌だが、好みではなかった。評価はそういう訳
で申し訳ない。



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