良い / 口コミ件数 : 57件
価格 : 2,587 円
メジャーデビュー作と言うことで、若干大衆向けになっているものの、その民族的な雰囲気は残っている。 注目すべきは、とん、と当るような綺麗な高音と、何とも言えない、民族音楽らしさを醸し出す、所々のビブラート。 あくまで荘厳ではなく、繊細な音楽は行った事のない国の解らない場所をつい思い描いてしまいます。 また、志方さんがイタリア語の翻訳をしている、と言う事もあり、イタリア語の歌は秀逸。一種のクラシック音楽をも髣髴とさせる。 とにかく、このクリアヴォイスとハイトーンと、民族的音楽で作られる楽曲は聴いて損はないです!
あそこが好き、ここが好き、というよりは何となく感性の部分で好きなアーティストさんです。「緑の森で眠ル鳥」を手焼で販売していた頃からの大ファンなので、今回のメジャーデビューは本当に嬉しかったです。はじめて志方さんの歌「NOTTE」をパソコンで聞いた時の感動は忘れられません。今回のデビューアルバム、以前の作品とは趣向が違う物が多々あり、失恋を歌った「睡恋」や、ロック調の「HOLLOW」には特に驚かされました。ですが、音はより一層繊細に澄み切り、高音部分も綺麗に耳に馴染むようになりました。驚きも過ぎれば、新たな一面の素晴らしさにも気付かされます。夜の海のイメージ「Siren」優しい気持ちに幸福を感じさせてくれる「西風の贈り物」幼き日の懐旧「空の茜 空の蒼」フランス語の語感が何とも美しい「La Corolle」なんだかんだ言っても、これが素晴らしい一枚であることに変わりはありません。初めて志方あきこさんを聞く方に、私は迷わずこの一枚をお勧めしています。
どこか民族的な音階にモダンな音像と女性ボーカルの組み合わせ、というとエンヤあたりを想起させるが、あちらが「遥かなるケルトの大地」を感じさせるのに対して、このメジャーデビュー作は良い意味で無国籍な印象。深い森の中をイメージさせる幻想的な音だ。この手の音の場合、ボーカルは温かな質感を前面に押し出すことが多いが、彼女のウィスパーでもハスキーでもない独特の声質(敢えて言うなら『クリアー』だろうか?)が曲に一種の緊張感を与えており、単なる癒し音楽になることを回避している。静謐ながら激しさもある。大いなる可能性を秘めた音楽家の登場だ。
「RAKA」がリリースされた今になってみれば、この「Navigatoria」のような作品があっても良かったのかな…とは思います。 前作のヴォーカルアルヴァム「廃墟と楽園」や「緑ノ森デ眠ル鳥」などとは一線を画すテイストではありますが、これはこれで良い作品だと思います。 民族テイストだけではない志方さんの音楽はなかなか新鮮。 フルコーラスの「花帰葬」は今のところ、このCDのみの収録のため、ゲームファンの方にはオススメ。 より「花帰葬」の世界観を掘り下げた歌詞内容となっており、とても聴き応えがありました。
インディーズ時代から聴いてきました。 沢山の方が言うように、デビューして方向性が変わったのは感じますが このアルバムは最も音楽的なアレンジが洗練されていると思います。 歌の多重録音は少なめですが、だからこそ志方さんの『声』が 唯一の存在としてより引き立つアレンジとも取れます。 またバンド構成を中心とした演奏で様々なジャンル (ロック、フュージョンなど)にアレンジされた楽曲は ひとつひとつが個性があり、より『聴かせる』楽曲として完成されています。 民族音楽やケルト的なものを求めている方には 「良くない」と一言で片付けられてしまうかもしれませんが ひとりのボーカリストのデビューアルバムとして 志方さんという人の枠にとらわれることないこれからの可能性を感じる 大変出来の良いアルバムだと思います。