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浮気なぼくら&インストゥルメンタル

浮気なぼくら&インストゥルメンタル

とても良い / 口コミ件数 : 15


価格 : 2,599 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:15 1 2 3 次ページ
1.  とても良い ゆっきいさん 書き込み日: 2004年12月10日

いまどきの中学生にも聴かせたい

このアルバムが発売されたとき細野パローミ氏は「耳の良い中学生に聴いてもらいたい」とアナウンスしていました。

当時そのターゲットの範疇である女子中学生だった自分も見事にはまり、店頭では希少価値だったYENレーベルのレコードを買いあさり、伝説の月刊誌〜ビックリハウスや、YMO専門誌と称されるサウンドールなどの雑誌を買いに走ったものです。
「可愛いおじさん」のイメージが世の一般大衆に浸透し、教授やホチョノ氏や高橋幸宏は見事に私達のアイドルとなったのです。

初期のYMOから一貫して至高の楽曲であることに変わりないのですが、このアルバムに関しては幸宏色が強いような気がします。
「歌って踊れるポップチューン」だけど、何処か精神的なヌメヌメ感というか、リリカルな歌謡路線の裏側に見え隠れする様式美は流石というか、泣かせるものがあります。
ちなみにLP発売時の紙ジャケにかかってた帯は、細野さんの顔にかかってました。(一人だけ白黒…)



2.  とても良い cyberhvnさん 書き込み日: 2003年01月27日

高レベル放射性廃棄物(笑)

 アルファ・レコードはYMOに巨額の投資をしていた。ところが資本回収の前にYMOが81年新宿コマをもって自爆した。社長は焦った。「やめるんなら、カネ返しなさい」

 おーやったろうじゃねーか、と請け負った3人が使った禁じ手がコレ(笑)この間に歌謡曲の仕事にそれぞれが関わり、ノウハウが蓄積していたのも大きい。「YMO」という別人格が重くのしかかっていた3人に、むしろ割り切らせるにはこういう契機しかなかったのかもしれない。つまり「解散(散開)」が前提に作られているのである。

 従って、明るい。ちょうどまだ匿名性の高い時代に「テクノポリス」や「雷電」を作った時のように、無責任なのである。こういう時この3人は躁になる。「これ作っておしまい」だから無理もない。しかしそこはこの3人、ここまでに築き上げたスタジオテクニックを転用し、非常にポップだがさすがの仕上がりである。「邂逅」などはとてつもない名曲であると思う。
 しかしこのアルバムのコンセプトは「君に胸キュン」のプロモーション・ビデオにある。このなんかヤル気がないけど踊っているYMOはしかし、YMOなのである。痛快極まりない。



3.  とても良い gflowさん 書き込み日: 2003年01月22日

見事な紙ジャケに感動。

今回の再発で唯一従来と形態の違う形で発売になった「浮気なぼくら」と「浮気〜インスト」のセット。2枚で三千円ちょっととややお買い得にはなっているが、必要ないと言えばそうだともいえる「インスト」。このインスト盤がなんともくせもの。単なるカラオケ盤と考えるには要になるはずの「胸キュン」が割愛されているし、アレンジもあくまでオリジナルをベースに音色を2〜3差し替えたくらいのものでリミックスというたぐいのものでもない。あくまで几帳面なくらい「インスト」なものなのだ。オリジナルに対してインスト盤が出るっていうのも前代未聞だ。一つ楽しみがあるとしたら、予告編からフルインスト、後にシングルで発売される以心電信の作業過程をかいま見られるのは興味深い。それにしても今の紙ジャケットシリーズのクオリティの高さといったらどうだろう?紙の上質さといい、帯の完璧さといい、解説の充実度といい、これ買い逃したら一生後悔しそうなので全部買ってしまいました。最高です!マスタリング音源は東芝ゆずりながら、新たに「PDLS」なる技術を導入して更に高音質になっておるようです。



4.  とても良い mizo0さん 書き込み日: 2008年01月17日

「越境」という心境

2008年の坂本氏の担当する、NHK−FMのニューイヤースペシャルにおいて、
この時期のYMOを歌謡界への「越境」とコメントしていました。
2008年の心境でコメントしているこの言葉がメンバーの最も分かりやすい
この時期に対する表現かもしれない。
無理やり延命させたYMOに課せられた使命は、もはやそこには無い。
むしろ1981年の禁欲的楽曲を数々作りあげたYMOをどう葬るか
1982年の下半期あたりより、メンバーも困っていたのかもしれない。
多くのレビュアーの方が書いてくださっている通り、1982年にそれまで以上に
様々な歌謡曲を手がけるようになった結果が、このアルバムに集約されている。
そして興味深い点も尽きないことは、事実だ。
唯一細野氏&坂本氏が共作した「ワイルド・アンビションズ」や
散開ライヴでは、コードも少し変えられていて、ある意味変幻自在な「FOCUS」
などの会心の曲も収録されている。
インスト盤の評価は少し芳しくないようだが、やはり彼らのからくりを調べるには、
重要な作品だ。
非常に妙なる技を「歌謡」という分野の中でやってのける彼らの器用さには、
本当に感心させられる。



5.  とても良い ricky78さん 書き込み日: 2003年01月24日

YMOの有終の美を飾る最高のアルバム!

 個人的には今日傑作と言われるBGMやテクノデリックと並ぶ名作だと思っている。よく、歌謡曲に走ったアルバムと言われることが多い作品ではあるが、このアルバムをきちんと聴けばそれが間違いであることは明白なはず。なぜなら、どの曲も(まあ、厳密には2曲目以降かな)洋楽的なメロディラインを持った曲で占められているからである。勿論、YMOがよくモチーフとする東洋的なメロディ・ラインは度々登場はするが、歌謡のジャンルにくくられるのは根本的に間違っているように思う。 同時代に活躍した、バグルズやニューミュージックといった人達に通じる良質なテクノ・シンセ・ポップアルバムである。坂本氏と細野氏の唯一の共作も美しい。

 僕は昔学校の行き帰りにこのアルバムを聴き日々の生活を随分潤してもらった記憶がある。噂とかに惑わされずこのアルバムを是非聴いてみて下さい。素晴らしいアルバムだと思います!



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