とても良い / 口コミ件数 : 40件
価格 : 1,886 円
人気のピークに商業的に成功し得ないアルバムを作り,それが後で最高傑作であるとしっかり認められる辺りが彼らの非凡さの一端を示している. 人気が爆発しているのにマーケットを無視し,自分達の音楽を追求した彼らの自信と才能を感じさせる作品.
「リマスター/リマスタリング」という言葉を聞いても、あまりこれまで気にしてきませんでした。「どうせピークぎりぎりまでゲイン上げて、ノイズがちょっと減るくらいなんでしょ?」というのが理由です。 が、しかし。 偶然手持ちのUC.YMOを聴いて、最近リマスターされた音源の「音質がぜんぜん違う」ことに気づきました。これまでUC.YMOを含むベスト盤は、未発表音源しか聴きませんでしたので、既リリースの音源の音質が改善されていることには全く気づきませんでした(購入後、約3年経過しています!)。 手持ちのYMOのオリジナルアルバムは、アルファ(東芝EMI)から1998年にかけてリリースされた紙ジャケ・ピクチャCD仕様(ALCA-5214〜ALCA-5226)のものだったのですが、どうやらこの翌年リリースされたものからは細野さん監修のリマスター音源を使用しているようです。 試しにBGM,technodelicを購入し、聴いてみましたが、これまでのものと全然音質が違いました。音が厚く、微細な音もクリアに聞こえます。これまで聴いてきたCDの音が薄っぺらく聞こえてしまう程です。多少、細野さん好みの音になっているような気もしますが、「細野さん好みの音がはっきりわかる音質になっている」ということなのかもしれません。 この音質の向上は、音質にうるさくない人でも気づくレベルで、その差は歴然です。 YMOに関してはこれまで様々な企画盤を買わされてきましたが、それらのどんなレアトラックよりも、オリジナルアルバムの音質改善はうれしいものです。YMOファンで、手持ちのCDの背が赤いものを持っている人は、買い換えても絶対損はしません。 昨年も各メンバーのソロなど、関連作がリマスターされて各社から出ており、今年もユキヒロ関連など、リリース予定があるようです。 リマスターされたものについては順次購入していきたいと思います。
中学生の頃、「テクノポリス」「ライディーン」の“ピコピコサウンド”で音楽に目覚めた自分にとって、このアルバムは失望そのものであったし現にここで一回ファンをやめている。その後、自分の音楽的嗜好がパンク・ニューウェイヴ/テクノから極北のノイズ/アヴァンギャルドにまでイッてしまい、煮詰まっていた38歳。ふとレコード棚からこのアルバムを出して聴いてみたところ、すっかりハマってしまい、まさしく毎日のBGMと化した。この歳になるまでに聴いて来た様々な音楽体験が方程式となり、難解なこのアルバムの謎を解いてくれた快感のようなものがあったのだ。発表当時このアルバムが嫌いだった人にこそ、今一度聴いてもらいたい。当時感じた失望は「あの当時、すでにこんなスゴイことしてたんだ!」という驚愕に変わるだろう。まさに刻を超えた名盤!
次のテクノデリックとジャパンのTIN DRUMは今でもよく聞きます、何十回、いや何百回は聞きました、今だに聞くたびに新しい発見や、聞こえなかった音が現れます、こんなアルバムは他にはありません、一回聞いていいと思ったのって、結構すぐ飽きちゃうんですが、最初聞いて理解出来ない方が長く付き合っていける気がします、上記3枚はまさにそれでした、中でもBGMは最初に聞いた時は1番理解不能でしたが、体が求めてしまうと言うか、中毒性がありますね、1曲目のBALLETは全YMOナンバーの中で1番好きです。
問答無用の大名盤(LP1981年リリース、1999年リマスター)。当時の音楽としては、世界レベルで最先端に立った、日本初のクラシックといえる作品。 語り尽くされた名盤なので、ここでは素人耳で聴いたリマスター後の特徴を以下にレビューします。 ・全般的にリズム系の音が太くなった ・"Happy End" のくぐもった音が立体的になった ・"1000 Knives" が、インダストリアルのような迫力になった ・"Loom" の水滴のような音がしっかり聴こえる リマスター効果抜群! おすすめです。 余談ですが、時代背景から考えると、この作品が81年にリリースされたのは奇跡だと思います。「歌年鑑'81」という81年のヒット曲を集めたCDがありますが、そこに収録されている曲は "ルビーの指輪" "ギンギラギンにさりげなく" "大阪しぐれ"(イモ欽も・笑)…歌謡曲と、ニューミュージック(シティーポップ?)が中心という状況です。個人的にはアジア感も結構残っている年だったと思います。そんな年に出た、抽象的で暗く、世界でも最先端の「BGM」と「Technodelic」…1位を取れなかったとはいえ、「BGM」2位、「Technodelic」4位と、内容からすると意外とヒットしています。1981年は不思議な年だと思います。