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重厚・壮大・ドラマチックな 「Metal God オペラ」! |
2008年、Metal GodことJUDAS PRIESTのアルバムです。
発売当初は、「なぜ? Metal Godがメタル・オペラを?」と思っていましたが、
聴き込むにつれて、「JUDAS PRIESTにしか作り得ないメタル・オペラ」へと認識が変わっていきました。
全体的に、ミドルテンポ、スローテンポの曲が占めており、
たたみかけるギターリフ、Robの高音シャウト、ツインギターの掛け合いといった従来のJUDAS PRIESTの魅力がかなり抑えてあり、
代わりに、ギターシンセでのシンフォニックな構築、Robの中音域・中高音域での歌唱が、目立ちます。
今回は、JUDAS PRIESTの大きな魅力「ドラマチック」が、大きな華を開かせています。
「Heavyさ」「壮大さ」「重厚さ」「ドラマチック」etcが、次々と入れ替わり立ち替わる楽曲は、JUDAS PRIESTにしか作りえない世界。
また、個々のパートの味わい深い、奥深い演奏は、まさしく、ベテランにしか出せない音。
特に、Robの歌唱は、「現在の声質」と「旋律」との両方での、ベスト・ポイント、ベスト・バランスを捉えていると思います。
私的には、このアルバムを聴いた後の印象は、
「メタルのCDを聴いた後の満足感」というより、「長編小説を読んだ後の充足感」の方が近いと感じます。
「いかに、JUDAS PRIESTが、いい状態・充足された状態であるか」を、よく示していると思います。
「刺激を求めるファン」よりも、
「精神的に安定したファン」が、より深くJUDAS PRIESTを味わえる・楽しめる作品だと思います。
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