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Rain Dances

Rain Dances

良い / 口コミ件数 : 4


価格 : 590 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:4 1
1.  とても良い おバカの国 寿さん 書き込み日: 2008年05月25日

モダンでポップな名作

77年発表の5作目。本作よりキャラバンより移籍したリチャード・シンクレアが参加し、メル・コリンズがゲスト参加している。この新しい血の流入はキャメルに絶大な変化をもたらし、一部の曲ではかなりモダンでポップなアプローチが聞かれる。特にメル・コリンズのサックスはサウンドに力強さを与えていて聞き物だと思う。リチャードはまだ彼らしいヴォーカルを聞かせてはおらず、曲作りにもほとんど参加していないが、既に見事なベース・プレイを聞かせており、この変化への貢献は大きそうだ。7.にはブライアン・イーノもシンセなどで参加。このアルバムに華を添えている。次作も名盤だが、本作はその布石という位置付けではなく、別物と捉えた方が良い名作である。
1.は前作の延長線上の曲。演奏、メロディに更に磨きが掛かった感じがあり、ゲストで参加しているメル・コリンズの迫力のあるサックスのプレイが聞き物だ。2.は今までの彼らからするとかなりモダンな響きを持った名曲。従来とは一味違ったポップさを強く感じる。3.はフルートとアンドリューのヴォーカルの寂し気なメロディが印象的な佳曲。4.はキャメル流ポップスを極めたと言っても過言でない名曲。モダンで爽やかな雰囲気はパイロットなどのグループにかなり近く、それが違和感なくキャメルのサウンドとして収まっているのは凄い。この曲はファン以外の人には特に聞いてほしい。5.もキャメルらしい泣きのメロディが聞いた名曲。6.はメンバー全員の共作。シティ・ポップスのような洗練された演奏が聞き物だが、ジャズっぽく響くサックスとエレピは特筆ものだと思う。8.も従来のキャメルとはちょっと違ったリズム感を感じる曲。演奏を引っぱっているのはリチャードのベースのようだが、その上をギターやシンセが流れるような美しいソロを聞かせている。タイトル曲の9.は名作『スノー・グース』を思い起こさせる佳曲。



2.  良い 山谷 耕平さん 書き込み日: 2004年02月02日

地味ながら飽きのこないアルバムです

Camelのアルバムをどれか1枚薦めるとしたら、一般的にはBreathlessにするべきだとは思いますし(「グース」は特殊なアルバムなので)、私も今だによく聞きますが、それ以上によく聞くのが本作。地味な印象なのは、アルバムを代表するような長めの名曲が無いせいでしょうが、あっさりした演奏ながら中身は濃く、飽きが来ないアルバムです。歌いたがりのラティマーの歌が控えめのため、BGMとしても使いやすいのが特徴。特に好きなのが1曲めFirst Lightで、同じメロディをキーボードとギターとサックスのソロで各1回演奏するだけのシンプルな構成ながら、それが実に良いです。ゲストのメル・コリンズが光ってます。



3.  良い ボヘミャーさん 書き込み日: 2004年10月10日

このあたりのキャメルが好き

キャメルというと『スノーグース』や『ミラージュ』が有名だが、彼等がプログレ本道の組曲や大作の後に作った『レインダンス』と『ブレスレス』は、今でも時々聴く愛聴盤。
ジャケットのイメージのせいもあるが、『レインダンス』と『ブレスレス』は、大人の感覚で、夜で、ジャージーで、つややかな印象が残る。

1曲目「ファーストライト」にはソプラノサックスでメル・コリンズが参加。クリムゾンの究極の一品「スターレス」にも加わってるが、彼が参加した曲に外れなし。静かなギターのアルペジオから始まり、ベースとドラムスが加わって一気に華やかなキャメルワールドに突入。主旋律をキーボードが奏で、それをギターが引き継ぎ、躍動感あるベースラインをバックにメル・コリンズのサックスが華麗に響き渡って曲が終わる。じつにグッドです。
3曲目「テルミー」はそれまでのキャメル・ミュージックの弱点だったボーカルパートを新参加のベーシスト、リチャード・シンクレアが補って、いい雰囲気のボーカルチューンに仕上がっている(彼の『RAIN DANCE』と『BRETHLESS』への貢献度は大)。
5曲目「UNEVENSONG」と「SKYLINES」はスリリングで躍動感溢れる彼等ならではのプログレチューン。「ELKE」とラストに置かれたタイトル曲「レインダンス」では、しっとりと叙情的なメロディーを聴かせてくれる。ブリティッシュバンドならではのサウンドメイキングであり、メロディーセンスです。ブリティッシュロック好きは要チェックの1枚です。



4.  良い Martha Argerichさん 書き込み日: 2008年10月03日

カラフルな雨

キャメルは1977年リリースの本作からベーシストがダグ・ファーガソンからリチャード・シン
クレアへ変わります。その影響は本作を聴けば判然としていて、シンクレアの表情豊かな
ベースプレイとヴォーカルが見事に楽曲達に反映されています。
そしてもう一人の立役者、メル・コリンズ・・・。この人の吹きっぷりは実に鮮やかで、その
何色にでも変化するホーンの音色はとても親しみやすくかつ心地いいです。
この二人の参加によって一段押し上がったキャメルのサウンドを愉しむ事ができます。
次々と飛び出すカラフルなチューンの数々は実になじみやすく万人に愛される一枚でしょう。

[1],[4]のようなキラキラ光って心躍る愉しい曲もあれば、[3」の「Tell Me」なんかは心の
表層部から深層部に向かってじわじわと染みるものがあるようなリリシズムもあり、
キャメルらしいインスト曲「One of These Days I'll Get an Early Night」は実にテクニ
カルで聴き応え抜群で、「Elke」みたいな神秘的なインスト曲もある。。
多様多彩で飽きませんね。
個人的に特に愛聴してるのは[5]の「Unevensong」。リズム陣とラティマーのギター、メルの
サックスすべて生き生きとしていて本当に心地いいナンバーだ。

この作品の持つ柔軟性は聴く人を選ばない魅力がありますね。美しいジャケットを眺めながら
聴こう!



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