Eva Cassidyの歌唱を言葉で表すならそれは、遥かな空の高みに向かって上昇し続けていく光の帯。途切れることなく尾を引きながら、下降する気配もなく、あくまでも上に上に昇ろうとする強い意志を感じさせるボーカル。その上昇Gは、英語の歌詞を所々しか理解できない僕の涙腺をも、いたく刺激してくる。せつなさ、という使い古された言葉が表現するもの、まさにそれが耳から脳にささっていく。 事実Evaは、まるでイカロスのように燃え尽きてしまった。このCDは、彼女が燃え尽きる寸前の光の束、そのように僕は思う。
彼女のことを全然知りませんでした。雰囲気のある女性ジャズボーカル系を聞きたくて、レヴューを参考に Merody gardot , Nora jones , Sara gazarek , Sophie milman といっしょにこのEva cassidy 「Live at Bluse Ally」をたまたま購入しました。
結果として、Eva以外は雰囲気はあるが、BGMでしかありませんでした。「Live at Bluse Ally」を聴くとジャズとかポップスとか関係なくEvaの歌声と演奏に、心の琴線をわしづかみされるのです。
「聴かずに死ねるか!」→「死ぬ時は聴かせて・・・」です。