これが発売された当時は、正直好きになれませんでした。これまでと比べ曲調は暗いし、ジャケットまでなんか暗い。とても不吉な気分を感じていたら、案の定、解散ってことになってしまい、なんか時代の変化に子供ながら戸惑いをうけた印象深いアルバムです。
それもそのはずで、当時はイギリス勢がアメリカへなだれ込んできた時期で、音楽の方向性が大きく変わり、アバは古臭いものになりつつありました。
それでも20年以上たった今でも、そのクオリティは風化せず、今なお新しいファンを増やしていることについては、古いファンとしてはやはり嬉しいです。
人は年を取ると嗜好性が変わるのかどうか分かりませんが、当時はあまり気にもしなかったSlipping Through My Fingersが、今一番のお気に入りです。
繊細な旋律とアグネタの優しい声が、とてもなごみます。
この曲、確かコカコーラかなにかのCMソングで当時使われていたような気がするのですが、さすがにもう思い出せません。