曲ごとに表情をとても豊かに変えるボーカルと、これまたおそろしく多彩(まさに「多彩」という言葉がピッタリ!)な楽曲は、言葉で説明するのがもどかしく感じるほど、ストレートにハートに飛び込んでくる。それは、楽曲のクオリティ云々以前に、ひとつひとつの音がすでにポップに飛び跳ねているからで、聴いた途端に、これほどドキドキワクワクと胸がときめいた音楽はホントに久しぶり。それがアルバム1枚続くのだから、前代未聞のこと。しかも、happy endingに続く、まるで聖歌のようなover my shoulderを聴けば、おそらくこのアルバムも、9歳から始まったという彼の音楽生活のほんの一面に過ぎないと想像するに難くないわけで、デビューしたばかりというのに、今から次の展開が非常に楽しみな才能でもある。