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Fragile

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とても良い / 口コミ件数 : 9


価格 : 909 円





クチコミReview一覧
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口コミ件数:9 1 2 次ページ
1.  とても良い Martha Argerichさん 書き込み日: 2008年10月14日

僕の頭はこわれもの

1971年リリースのイエスの4作目。トニー・ケイが抜け変わりにリック・ウェイクマンが加入
しその理路整然とすら感じる圧倒的な技巧によって大きく変貌する事になりました。
元来イエスにあったグルーヴに、スティーヴ・ハウの気宇壮大な浮世離れしたギタースタイル
が加味し、更にその演奏面にパズルのピースを埋め込むようにウェイクマンのキーボードが
入り絶妙の調和が完成しました。

この一枚は大作3曲と各々のソロ小品で構成されてますが、どれが欠けても成り立たないすば
らしい構成で、聴き込んでいくうちにパズルのピースが合わさっていき最終的にはジャケット
デザインのような世界観に呑み込まれ包まれるでしょう。

まず「ラウンドアバウト」、「南の空」、「燃える朝焼け」の大曲はまさにピーンと張り詰め
たスリリングな展開で度肝を抜かれます。メロディーはわかりやすいのに圧倒的な緊張感で
演奏されるその様は、まさに情熱と冷静の間を体感するかのような不思議な体験だ。

そして小品の方は、、
リック・ウェイクマンの手腕が光る隙のない「キャンズ・アンド・ブラームス」。
アンダーソン作らしい個性的で創意工夫が感じられる「天国への架け橋」。
この世のものとは思えないエキセントリックなサウンドのブラッフォード作「無益の5%」。
まさに名人芸に艶然と微笑みたくなるようなハウ作の「ムード・フォア・ア・デイ」等等、、
どれも1〜3分の短い曲ばかりだが、癖になってリピートしたくなるナンバーが揃ってます。

イエスの金字塔「危機」よりも、個人的に思うイエス最高傑作の「リレイヤー」よりも、、
この一枚は中毒性って意味なら高いかもしれません。この一枚の持つ完璧な調和に脳をヤラレ
たら最後病み付きですね。。今となってはどうしようもないが、そうなっちゃいましたね。。



2.  とても良い man-cunさん 書き込み日: 2003年02月04日

うなるイエス

ああ、また再発かあ、とおもいきや、今回は気合い入ってる!凄いぞライノ!よくあるリマスター再発だけど、これは大成功と思います。こうなるとアナログ時代のしかも再発盤から始めた私のフラジャイル歴もこれで終着かも。リアルだなあ、このベースのガリガリ感とモタったブラッフォードのドラムのタイム感。変な組み合わせなんだけど、いい味のワン・アンド・オンリーを作り出してる。プログレ入門盤に最適ですね、これは。当初から散漫という評価でしたが、現在の耳には、それがいい方向に作用している気がします。ボーナス・トラックはマニア以外あんまし効き目、ないかな。



3.  とても良い abjohnさん 書き込み日: 2007年08月06日

リマスター効果抜群

1971年リリースの中期「YES」の大きな転機になった傑作。彼らの最初の黄金期を飾るメンバーは、ご存知Chris Squire、Jon Anderson、Steve Howe、Bill Bruford、Rick Wakeman。特にキーボードがトニー・ケイからウェイクマンにチェンジしたことによって楽曲全体がよりシンフォニックによりテクニカルになったことが特筆されます。

恥かしながらこれまで旧規格のCDを聴いていた私の耳にとって、このリマスター盤から沸き出てくる音の洪水は大変新鮮で、大袈裟に表現すればまるで新譜を聴いているような思いです。音圧が上がりまた分離が明確になったことは当然ですが、やや高音を強調した感がします。旧規格ではうっかり聴き逃していた音まで耳に飛び込んできます。話題のボーナストラックは、S&Gの「America」と名曲「Roundabout」のアウトテイク。特に加工前といった感じの「Roundabout」は興味深いものがあります。ただこの2曲はあくまでも「おまけ」であって、やはり生まれ変わった本編に集中して耳を傾けてみてください。

アナログ時代からのファンはもちろん、旧規格で歯がゆい思いをしてきた人は、間違いなく「買い」です。またまだ「YES」を聴いたことがない若い世代にとって、1971年という時代に、こんな素晴らしい音楽をプレイしていた彼らに触れることができる「格好の入門編」としてお勧めします。豪華ブックレットも嬉しいプレゼントという感じですね。



4.  とても良い argadnelさん 書き込み日: 2003年08月31日

Rhinoからのリマスター版CD

日本国伝統の紙ジャケットとは異なるが三つ折りデジパック仕様。オリジナルブックレットの完全な再現に加えて、Bill Martinによるライナーノーツに歌詞付き。ロジャー・ディーンのアートワークも、このパッケージなら浮かばれようというもの。リマスタリングされた音は、70年代のバンドサウンドに相応しく、数値的な情報量よりもライブ感のある音像とざっくりした切れの良さを重視し、名より実質を取ったかのような手堅い出来のCDに仕上がっていると思う。ボーナストラックはファンにはすっかりおなじみの"America"に、スタジオライブ感覚で結構面白いラフミックス版の"Roundabout"。音楽的にはもう何も言うことはないが、久しぶりに聴いてみて、例えばオーケストラの弦のパートをエレピで置き換えたリック・ウェイクマンの"Cans and Brahms"のアレンジの巧みさに感心させられた(ストリングス系のシンセ音などにしてしまうと凡庸この上ないところである)。さすがだ。夢見るような生ギターソロの"Mood for a day"が終わり、突如炸裂する"Heart of the sunrise"のイントロ。その間隙に息づく一瞬の静寂に、このアルバムの語り得ない美しさが集約されているように思う。



5.  とても良い aaa22さん 書き込み日: 2008年05月05日

YES、黄金期突入

Keyがトニー・ケイからリック・ウェイクマンに代わり、ついに黄金期突入。
製作期間がなかったため、各個人のソロ曲をその他の4曲の間に挟み、見事に組曲として成立してしまった。

「Roundabout」はもちろん名曲だし、Keyソロの美しさがなんとも言えない「South Side of the Sky」に、「Long Distance Runaround」は短いながら、展開の妙技を聴かせる。
そして最後にスリリングなバトルが聴ける「Heart of the Sunrise」で締める。
各個人のソロ曲も、各人の個性がよく出ていていい。

BTの「America」は、Yesの斬新なアレンジの仕方と妙な拍が意外にこの曲にマッチして、なぜか不思議と気に入ってしまう。
「Roundabout[Early Rough Mix]」は音量に気をつけよう、Roundaboutがどう変わってったのか聴き比べてくらべるといいと思う。



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