 |
I Wish I Could Die( Enjoy or DIE ). |
ジョン・ライドンにはわかっていただろうか。本作がUKロック、いや世界中のロックを蘇生させることになろうとは。
ジョン・フルシアンテのプロジェクトによる「オートマティック・ライティング」を聴いてみて欲しい。あれが発表されたのは2004年だが、本作「パブリック・イメージ」は78年作だ。
ジョン・ライドンはやはり天才だ。ピストルズ時代においてもPIL活動においても、世界を変えてしまったのだから。
ピストルズのフォロアーも大勢いるが、PILにやられたミュージシャンも大勢いるのだ。ジョイ・ディヴィジョン、ザ・スミス、キュアー、ポップ・グループ・・・彼らの亜流は数知れず。本作で試されたレゲエの手法は、(あの)ザ・クラッシュにおいて「サンディニスタ!」でよみがえることになった。もちろん、「パブリック・イメージ」とは味が違うことは指摘しておく。
ジョン・ライドンは頭はいいが、決して幸せな人生を送れたわけじゃなかった。経済的に恵まれるようになったのは近年になってからだ。
なお、ジョンが親友のシド・ヴィシャスの死を知らされたのは本作発表後である。 |
 |