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評論家という人種には評判が悪かったが、ケイトの野心作 |
LPで出た時の「評論家」(本当に評論出来る人は一握りしか居ないと思う)には、従来のケイトの作品のイメージを覆す野心作であったのにもかかわらず、評判は良くなかった。実は、他のレビュアーが書いているとおり、24トラックレコーダーを3台シンクロさせて、24×3=72トラックで多重録音しており、良い再生装置で聴くと、沢山の音がコラージュされ、ケイトのボーカルも鬼気迫るものがあります。これは、傑作です。おそらく、ケイトのアルバムの中でも1,2を争う傑作でしょう。従来のケイトのアルバムは、どちらかというと、少し変わったかわいい声、というイメージだったものが、この作品では、心からの叫び声になっています。イギリス本国でもあまり評判が良くなかったと見えて、ケイト自身、精神的にまいってしまったらしく、次作は、マイルドな作風に戻ってしまいます。時代を先取りしすぎたためでしょうか?ある意味、ブライアン・ウィルソンと重なるような気がします。リミックスして、SACD化すると、再認識されるかもしれません。とにかく聴いて下さい。 |
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