とても良い / 口コミ件数 : 4件
価格 : 946 円
ストテンの3rdアルバム。当時はメンバー間にドロドロしたものが渦巻いていて、スコットとそれ以外のメンバーは別々に録音していた模様です。しかしながら内容はとても美しく、素晴らしい曲ばかりです。ファースト、セカンドと比べるとかなり落ち着いています。アルバム一枚としての流れも非常に良く、最初から最後まで全く飽きる事はありません。ファースト、セカンドの様なグランジ的な音を求めていた方にはちょっと物足りないかもしれませんが・・・・。とにかく素晴らしい内容です。
STPを”グランジブームの便乗組”と呼ぶのがいるが、全然的はずれ。シアトルじゃないんだよ、サンデイエゴ出なんだから。このアルバムは、スコットの持っているサイケデリックなポップ要素が、バンドとして初めて出たもの。傑出した曲こそないものの、とにかく、良くまとまっている。でも、このアルバム、アメリカでは「80万枚程度しか(それだって大した数値だけど)売れなかった」と、当時酷評された。まあ、2ndに較べて、ヘビーな要素が減っていることはあるけれど、本当の原因はスコットの例の病気のせいで、アルバムサポートツアーが出来なかったこと。それと、当時の”グランジ何でも崇拝”の評論家に受けなかっただけ。折畳み式ジャケットも音楽も、はじけていて最高の評価をすべき作品。
ストテンのアルバムの中でも異色作だと思う。グランジ色の強い1st〜2nd、アメリカンロックな4th〜5thとは異質な雰囲気がある。退廃的というか耽美的な独特の美意識を持つ楽曲が多いです。2ndまでに比べて音の質感が明らかに違う。 何よりも通して聴いても中だるみしないのが良い。ガツンと来る曲は無いけど、自然と体に染み込む曲が多くて長く付き合えるアルバムかと。僕は本作をベストに挙げます。
このバンドは可愛そうになるくらい批判されてきましたが、良質な楽曲を作る事にかけては素晴らしい才能があると思います。ニルバーナなどグランジ勢のいいとこ取りなどと非難轟々でしたが裏を返せば曲はそれだけ素晴らしいということで、聴けばそれだけ売れたのも納得がいくと思います。この作品についてはだいぶポップになりましたが、いわゆるグランジ臭さと程よく溶け合ってなかなか佳作にしあがっていると思います。スコットの声だけでも一流バンドの仲間入り出来そうなものだと思うのですが。。。