とても良い / 口コミ件数 : 4件
価格 : 910 円
表立った活動がほとんどなかった彼らが、このライヴでついに姿を表した。特に1曲目で、一際大きな歓声で迎えられたのは再起不能とまで言われたLayneである。アンプラグドではあるが、彼ら独特のへヴィなサウンドは変わらず、むしろ静けさが、よりいっそう暗い雰囲気を出している。もちろんLayneの声やJerryとのハーモニーは美しく力強い。
そんなライヴの中でも、曲の合間に見られる和やかな雰囲気がいい意味での生き抜きとなっている。なおこのライヴはDVDでも出ているので、こちらのほうも必ずCheckして欲しい。
20世紀末にぞくぞくと姿を現しては消えていったグランジ・オルタナティブ系ロック。そのなかでも際だっていたのがニルバーナとこのアリス・イン・チェインズだろう。本作は世紀末の混沌とした不安と焦燥感を音楽を叩き台にして具現化した大傑作で、1曲目のイントロから完全に世界没入させられる。例の「3本足犬ジャケ」アルバムとセットで聴いてください。いろんなことが見えてきます。とくに21世紀になってもなーんにも変わらない、むしろ面白くない時代だということに気付いてしまった今、是非とも聴いてください。そうでなければおっかない音楽でしたので。
いつもの重厚な音がむき出しのままの音楽になっている。グランジのバンドはアンプラグドで化けの皮がはがそうだが、アリスはスタジオ盤とはまた違った解釈のような気がする。当時体調が芳しくなかったレインをサポートするジェリーのヴォーカルが非常に印象的だ。主だった曲は殆ど入っているかと思うのでベスト盤しか持ってないような方にもお勧めできると思う。余談だが会場に当時メタリカのジェイソンニューステッドがいるらしく、4曲目くらいの冒頭でメタリカのエンターサンドマンのリフが弾かれたりとアリスらしからぬムードも。
グランジ、オルタナティヴ、どれにも重なりつつ独特の世界を持つアリスインチェインズのライブ盤。
元々の曲では重く力強い音を鳴らす彼らの、繊細かつ綺麗なメロディーがアコギスタイルで演奏することによって更に輝きを増す。
淡々とした雰囲気の中に観客の声や拍手が響き、バンドの演奏が始まる瞬間、鳥肌がたつ。そしてゆっくりと曲が流れていって感動的な時間が続いていく。真夜中に独り、悩んだときに聴くと特に癒される。