とても良い / 口コミ件数 : 9件
価格 : 2,538 円
これは凄い!ディストーションギターノイズと痙攣の嵐!スタジオでの彼等は、闇に蒼光りするナイフのようなクールネスを湛えているけど、これはもう音の暴動!高電圧を伴う爆音の最中演じられるジュエルや荒くれマーキーではヴァーライン大暴れ!客の絶叫も入ったラフな録音も、密室の集団白熱ヒステリーな空気を伝えていて、これ壮絶盤。
テレヴィジョンのラスト・ライヴの模様を収めたアルバム。元々はカセットで出されていたもので、音質ははっきりいってあんまり良好とはいえない。が、そんなことがどうでもよくなるほどの凄まじさ。古今東西存在するライヴ・アルバムでもここまでの熱気を収めたものはそうそうないと思う。何故、彼らが数あるニューヨーク・パンクのアーティストの中でも別格視されているのか、これを聞けば良く分かる。13th Floor Elevatorsの代表曲「Fire Engine」のカバーからスタートするDisc1もかなりの熱演だけど、何よりも凄いのがDisc2の方。彼らのデビュー・シングルで、最近になってようやくスタジオ・ヴァージョンがCD化された?はここでのヴァージョンの方が圧倒的にヤバイ。ひたすらに上昇と下降を繰り返すサイケデリックな高揚感の物凄さといったら・・・その後、原曲よりも圧倒的な爆音で代表曲?に雪崩れ込み、そしてオリジナルより5分も長い、このCDの最大の聞きモノである?「Marquee Moon」へ・・・もう何も言葉はございません。ここでのヴァージョンこそがテレヴィジョンというバンドが到達した極地であることは間違いない。そして、ラストは永遠のクラシック「Satisfaction」の轟音カヴァーで締める。ロックという音楽が持つ最大級のカタルシスを得られる名盤として後々まで語り継がれていくであろう、名作です!
〜 アルバムと比べると驚くほどアグレッシブな演奏で、かなり聴き応えある素晴らしいライブです。ストーンズのサティスファクションやディランなんかカヴァーしてたりしているのも興味深い。 録音はおそらく解散前にボトムラインで6日間行われたライブよりトム・ヴァーレイン自信によってセレクトされたものらしい。 やはり圧巻は14分56秒に及ぶ "Little Johnny〜〜 Jewel" とやはり14分以上演奏される " Marquee Moon" 。この2曲だけでも聴けてよかったと思える凄い演奏です。特に "Little Johnny Jewel" はこのライブ・カセットでしか聴けないような独特の展開を見せており、途中からは何処にいってしまうの?というくらいの、のめり込んだ演奏が聴けます。" Friction" のアレンジも凄まじく鳥肌もの。〜
アート・ロックという言葉によって称されるアルバムとはまた違う、4人の音ががっつりとぶつかり合い絡み合う、この尋常じゃないテンションの高さはヤバイ、向井氏の言葉を借りるならバリヤバイ。Disc 2の1曲目、デビュー曲の"Little Johnny Jewel"から代表曲、"Friction", "Marquee Moon"への3連発なんかもう言葉にしがたいような感覚に襲われる。
ディランの "Knockin'on Hevean's Door"やストーンズの"Satisfaction"のカバーも彼等の個性が十分に発揮されていて最高。生々しい切迫感、臨場感は音質の悪さを補って余りある、ライブ盤のある意味での理想。
10数年前に見た再結成テレヴィジョン奇跡の初来日公演にはがっかりした思い出があります。それは、カセットテープから初CD化された本盤を聴いて参加したからに他なりません。
解散直前の78年8月、ニューヨークのボトムラインでの「ファースト・フェアウェル・ショー」を収録したこのライヴ・アルバムは非常に貴重であり価値のあるものです。「リトル・ジョニー・ジュエル」、「ブロウ・アップ」、「アイ・ドント・ケア」の3曲はアルバム未収録で、リトル〜は記念すべきデビュー・シングル曲でもあります。また、ディランの「天国への扉」とストーンズの「サティスファクション」をカヴァーしていて興味は尽きません。特に、天国の扉のアレンジは秀逸でファンならば必聴です。ともかくも音質など問題にしない存在感に溢れた好ライヴ盤であると思います。