これは'71年2月に初来日した時の東京でのライブ盤。B.Bと言えばまずは文句なくKent盤を薦めるが、ライブ盤ならこれか'Live In Cook County Jail'がmust-buy.大半の評論家は'Regal'盤を挙げるが、小生は未だに納得できない。大御所になってからのB.Bは手抜きが多いが、この来日時の評判はすこぶる良かった。相手が黒人でも白人でもない東洋人であるにも拘らず、全く手抜きなしの全力投球で臨んでいる。この当時よく言われた事だが、Ace ToneとかTescoという日本製のアンプを使っても全く変わらない音を出すのに驚嘆したものである。正に、弘法筆を選ばずである。小生は翌年の来日公演を見たが、(Weat Road B.BとのJointであった)このライブ盤同様、気合いの入った熱演を目の当たりにした。迷うことなく即、買いのアルバムである。
2. とても良い
nabe-sanさん
書き込み日: 2006年07月22日
ブルーズ界の名盤
ライヴ・イン・ジャパンのタイトルの元、名盤が結構出されている音楽の世界。例えばディープ・パープルやボブ・ディラン、B.B.A、ジョージ・ハリスン with エリック・クラプトン and ヒズ・バンド等々数え上げれば次々に出てきます。
そこのアナタも一枚や二枚そんなタイトルのアルバムをお持ちではないでしょうか?
そこでお立ち会いブルーズ界にも名盤がありました、時は71年B.B.が油の乗りきったまだ40代の東京はサンケイ・ホールのライヴ!
愛用のGibson ES-345別名ルシールが素晴らしくいい音を聞かせてくれています。勿論王様のヴォーカルも若々しく声にも張りがあるのは当然です。お馴染みの「Sweet Sixteen」もグラミーを取った名曲「Thrill Is Gone」も演奏しています。
日本公演という事で「Niji Baby」?や「Japanese Boogie」(これは良いです、聞き所です)も披露してくれています。
バンドにはホーンセクションも従えています、当時の見に来たファンがもう少し熱いと嬉しいのですがこれは見に来てくれているだけで好しとしましょう。(今なら凄い歓声が飛ぶ場面でもかなり控えめです)それでも最後はノッています。
自分は一度だけブルーズのイベンターのバイトをしているときにB.B. King本人に握手をしてもらった事があるのですが、デカイ親父でした。何度か書いているのですが楽屋で飲んでいたのが、バーボンやスコッチではなくホワイトというのも庶民的で素敵でした。とにかくスタッフにも偉ぶらず普通に接してくれた、「キング・オブ・ブルーズ」は素顔も最高に良いオッチャンでした。
そんな素敵なブルーズ・マンが東洋の小さな島国の黄色人種相手に手を抜かずに、真摯に熱い魂をこめて演奏しています。
あなたも聴け!この熱いブルーズを!理屈等は無用、そんなもの犬に喰わせてしまえ。
ただこのグルーブに身を任せ魂をふれ合えれば、それだけで良い!それがブルーズなのだから・・・!
3. とても良い
太陽の東・月の西さん
書き込み日: 2004年12月21日
横綱級の隠れ名盤だぁ!
キング・ブルース宣教師による日本での精力的な布教活動のドキュメンタリーである。そして既レビューアー氏のタイトル通り、世界に誇れる日出ずる国に於ける名盤だ。シグネーチャー・ソングの“Every Day I Have the Blues”で始まり、緩急織り交ぜブルースの醍醐味をルシールちゃんから紡ぎ出す。私的な想い出で申し訳ないが、1975年の2月に新宿厚生年金会館でキング氏のライブを観た。大学受験で上京した折、当日券で入場したのだ。何分昔の話なので、どんな演奏だったかよく覚えていないが、後悔はしなかった。記憶しているのは、空席がある2階席で、隣に座った水商売風の若いおねえさんが一人で静かに観ていたこと。地方から東京に来た少年は、カッコイイな!と思った。このように、B.B.キングの偉大さはその大衆性にある。素人から通まで、少年から飲み屋の姐まで魅了してしまう…。このライブを最近購入し、そのときのコンサートを追体験できたような気がして嬉しかった。ロックとブルースの融合は、オールマンや他のブルースロックと呼ばれたジャンルのバンドではなく、B.B.キングによってなされたのだ。ロックの連中はキング宣教師の弟子やブルースの血を分けた甥や姪といった感じだ。蛇足ながらオリジナルLPは2枚組、超お得な2on1だよ!