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スタイリッシュ&コンパクトなハイビジョンムービーデジカメ |
旧機種であるHD1Aを売却し、本製品を購入した。買換え動機の一番の理由は、スタイリッシュなデザインとコンパクトさである。高さはHD1Aとほぼ同等であるが、胴体部が薄くなったこともあり、手で持った感じはこちらの方がはるかにフィットして心地よい。ちなみにレッドを購入したのは一番質感が良かったからである。ただし操作ボタンのある背面がプラスチックのため、やや安っぽさを感じさせる(レンズカバーもプラスチック製に後退。そもそもレンズカバーがいまだにキャップの取り外しという点は、一向に進歩していない)。
動画の画質は、データ形式がMPEG4 AVC/H.264だけあるだけにHD1Aよりも確実にワンランクアップしている。さすがにフルスペックのHD1000にはかなわないが、個人的には充分満足のいく画質である。ちなみに液晶テレビ(ビエラ)にHDMIでつないで見ると、やや鮮やか過ぎる感があり、人工的な色合いである気がする(特に屋内照明下の人の肌がベタッと肌色で、ナチュラルな色とは言いがたい)。
コンパクトさを優先させたためレンズは小さく、光学ズームは5倍まで。運動会などの撮影で「どうしても10倍ズームが譲れない」という方は、旧機種であるHD1〜2か、上位機種であるHD1000を選ぶのが良いだろう。個人的には、レンズ部が小さいことによってカバンや胸ポケットにも入れやすく毎日持ち歩くのに不便でない上、撮影時にあまり被写体にカメラを意識させることなく自然体での撮影ができるため、こちらの機種の方が気に入っている。
最大の欠点はHD1000と同様に液晶画面が16:9のため、静止画撮影時には半押しして写真モードでのアングルを調整しなくてはいけないと、いう点である。慣れるまでに時間がかかる上、少なくとも人に頼んで撮影してもらう、という時には相当にとまどうことになるだろう。
ちなみに本機種についてくるのはPCとつなぐUSBケーブル関連のみ。TVにつないでハイビジョン映像を見ようとすると、別途オプション+HDMIケーブルを買わなくてはいけない。しかし動画再生をスムーズに行なうためには、PCにはそれなりのスペックが求められるため、PCのスペックを気にすることなく快適に動画の鑑賞をしたい場合には、オプションも購入したほうが良いだろう(DVDに焼くと画質は一段落ちてしまうため、もっぱら鑑賞時はファイルそのものを見ている)。
いずれにせよ、毎日でも持ち歩いての気軽な撮影と、ある程度キレイな動画撮影を1台で済ませたい、という人にとっては最適な機種である。今の季節、クリスマスのイルミネーションをデジカメ撮影している人は多いが、デジカメ感覚でスケッチ的に動画が撮影でき、それが結構よい画質で記録できる、という点は大変魅力的であることは間違いない。
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