良い / 口コミ件数 : 32件
価格 : 3,187 円
この映画は讃岐うどんブームをつくった実在の「麺通団」がモチーフとなっており、実在の人気うどん屋さんがそのまま映画にでてきます。 本物の讃岐うどんを知っている方には拍手モノの内容だし、知らない方は讃岐うどんを食べたくてしょうがなくなります。 表面的にはけっこう派手なシーンもあって楽しい映画なのですが、内面的には主人公の心の葛藤がとても深い映画です。 父親に反発してコメディアンを目指す息子ですが実は、自分は父親と同じモノを目指していたという事に気がつくのです。ネタバレになるので書きませんが、そこには全ての商売の根幹をなすモノがあります。 それに気がついた主人公は父親と和解し、なぜ自分が失敗したのか気づき、そして最後には成功を手にするのです。そのきっかけがうどんだったというのがこの映画のミソですね。
今、香川県は「レ」ジャーは「う」どんに「ま」かせろ状態。 そのブームを面白おかしく、最後にはほろっとさせてくれる映画です。 フジテレビお得意の軽いノリや、間に入るCGアニメには好き嫌いが出るかもしれません。 この映画は単にうどんブームに乗った、美味しそうなうどんを見せてくれるガイド的な映画で終わらない魅力を持っている。 映画ではTJ Sanuki(映画中のタウン誌)を通してうどんブーム盛衰を皮肉ったりもしているが、 今の日本では希薄になってしまった親子の絆や近所付き合い、地域社会の結びつきの大切さを語っている。 安い一杯のうどんの美味さ。 それはお金や食材だけじゃない、作り手の気持ちが伝わる物だからなのかもしれない。 自分は単純な人間かも知れないが、うどんに限らず「食」に感謝しないといけないなあと改めて思った。 最近、給食費を払わないとか、子供に「いただきます」と言わせない親の話題が出るが、 ちょっと複雑な気分になる。 ま、難しい話は置いて、気軽に楽しめるファンタジーです。
うどんがとっても美味であることを実感させられる。 お金が全てを優先するニューヨークと¥100で食事が出来る讃岐のギャップは象徴的。 でも、同じ地球内で生活の糧としての仕事が事実として存在している現実。 その両側に親子でそれぞれが生き抜こうとする厳しさも現実である。 両者が同じベクトルに達した瞬間、観ている側にも最終目的が見えてくる。その瞬間、人間としての生き方を思い知らされる。 どちらにしても厳しさはあるけれど、やはり人間としての愛情が生きていく上には最重要課題であるといえる。 これまで感動を与えてくれた様々なものには”愛こそすべて”が語られていたように改めて感じた。 何処までいっても人間は一人では生きていけないということを実感して欲しい。
豪華なキャストに彩られた本作ですが、きちんとしたメッセージがストーリーを貫いています。 厳しくもあたたかいユースケのお父さんが非常に印象的な映画です。 キャストの力か、そのメッセージは非常にPOPな色彩を帯びています。 それぞれのキャラクターがあまりに個性的すぎるので、脇役が出てきただけであきらかに色彩感が変わります! それを監督の方か、演出の方がうまーく包み込んで物語をゆっくりと一方向に流していきます。 音楽も展開が予想しやすいように使われてます。 だから、長い上映時間中に「途中ダレた」と感じてしまうかもしれません。 でも、その後の展開をきっちり味わったほうが楽しめます。 テーマが重いからあえて軽妙でおもろかしく作ったのかもしれないですし。 20代の男の子は見ておいて損はない!と思っちゃいました。 もう一つ! 「サマータイムマシンブルース」を見ている方は、途中何箇所か楽しめる場面があります。 ユースケが空港についたあたりですでに一笑いが待ち構えてますよ!
讃岐出身東京在住です。まず、昔はオッサンの食い物といわれたうどんを全国区にのしあげた讃岐出身の本広監督と麺通団団長の田尾さんに敬意を表したい。 どの場面をみてもなつかしいよ景色。においまで伝わってくるような感じ。涙がでました。そしてもう1つ、、頑固な田舎の親父がなにか自分の親と重なってまた涙が出ました。 ユースケさんや小西さんがところどころ讃岐弁イントネーションになるところは意図的なものか現場の空気でうつったものか。 不満な点といえば要さんは香川出身なのだから讃岐弁バリバリのほうがこの際よかったのでは。という点と松本明子さんの讃岐弁がなんとなくおかしかった点(忘れたんか?) うどんとはとりあえず関係ない県民ならだれでも知ってる鳥料理屋がでてきたり、うどん巡礼セットのかごが某スーパーのものだったり、唯一ケチのつくうどん屋が監督の弟さんのうどん屋だったり(現在は予定閉店)、車のリアウインドーのこんぴらさんのお守りステッカー?がさりげなく張ってあったり、、香川出身の監督ならではの分かる人だけニヤリとさせるスパイスがきいててたのしい作品でした。