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上野樹里の演技力が圧巻だがそれを差し引いてもおすすめの一品 |
「チルソクの夏」「スウィングガールズ」で明るく元気な女子高生を好演した上野樹里が、パチスロで生計をたてる、あばずれ娘(涼子)を演じている。
「はあ?」「うぜぇーだよ!」と、悪態をつく彼女からは、従来の清楚なイメージは全くみられない。
ある日、同棲していたホストが(誰か?に)生ませた男の子を預かる羽目になる。突然の「とんだお荷物」に慌てる涼子。ホストに逃げられたいらだちを、その子にぶつける。
男の子はいままでだれにも愛されたことがない。何を言われてもただ「ごめんなさい」としか言えない。そんな態度に、自らの惨めなこども時代を思い出した涼子は、ますますつっけんどんな言葉を返す。とうとう寒空に家を出た男の子は、あやうく肺炎で死にかける。ベッドの男の子と話すことで、涼子の閉ざされた心は少しずつ開かれる。率直に人を愛せるようになる。
本編はたったの37分しかない。しかし、その短い時間で涼子の心の変化を見事に現している。
従来みられなかった上野樹里の迫力満点の「あばずれ娘」ぶりを差し引いても、おすすめの一品であることには変わりはない。 |
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