とても良い / 口コミ件数 : 1件
価格 : 1,044 円
大都会ニューヨークでドロップアウトした男二人。 閉塞した暮らしから飛翔しようとする夢、切ない友情、最後の若さが現実にぶち当たって無惨に挫折してゆく。 夢は覚めなければならず、人は世間に染まって大人にならねばいけないのか? ああ、この映画は切なく、深い・・・。 主題歌「うわさの男」(ニルソン)も、ジャンルとしてはC&Wと思われるのだが、大都会の突き抜けた乾いた感じと妙にマッチしていて秀逸。 ジョン・ボイドは、この後、見るべき作品としては「オデッサ・ファイル」くらいで、あまり良い役に恵まれていない。 老けてからはもう嫌味な悪役専門になってしまって、もたいないね! ダスティン・ホフマンが大都会の底辺でドブネズミのように生きる男を、相変わらず達者すぎる芸で演じていた。 ホフマンについては、「卒業」や「クレイマー・クレイマー」での若く溌剌とした青年から、「パピオン」のよれよれ男、「小さな巨人」のインディアン、 「レインマン」のサバン症候群などなどまで、その芸域の広さに只々脱帽である(ちょっとやり過ぎ?)。