とても良い / 口コミ件数 : 4件
価格 : 2,683 円
ウディ・アレンが監督・脚本・主演を務めた知る人ぞ知る名作。 この映画の中で、ウディ・アレンは映画監督を演じているんですが、 自虐的というか、なんというか、とにかくウディ・アレンが 自分自身を笑いのネタにしてるコメディ映画なんです。 映画では、過去と現実と、劇中映画の世界が入り混じって、 ウディ・アレンの夢の中に迷い込んだような気持ちになります。 そうか、ウディ・アレンの頭の中はこうなってるのか… と思いながら見てもおもいしろいですよ。 「アニー・ホール」とか「世界中がアイ・ラブ・ユー」とか ウディ・アレンの都会的なラブ・ストーリーも好きだけど、 この「スターダスト・メモリー」みたいな一風変わった映画も それはそれで彼にしか出せない味があるので私は好きです。
ウディ・アレン扮する主人公はコメディの天才と呼ばれる映画監督、だが、本人は人生の深遠さや恋に苦悩し、コメディを作り続ける事に虚しさと懐疑心を感じていた、、、。今作の撮入前に、「アニーホール」や「マンハッタン」の大成功で洗練された都会派ラブ・コメディの第一人者と言われながら、ベルイマンの精神世界を愛し、一方で「インテリア」のような芸術映画を撮っていたアレンの、当時まるで自身のセルフパロディのようだと評されたシニカル・コメディ。ただし、アレンはそれを否定し、その世評に辟易していたと言う(実際、自身はその後もシリアス作品も時折混ぜながら、今日までアレンでしか作れないコメディを撮り続けている)。映画祭でのリスペクト特集での様々なファンや取り巻きとのフェリーニ的自由奔放なイメージ(UFOまでが登場する!)の合間に、過去の女性たちとの恋の顛末が赤裸々にインサートされる展開。時系列がバラバラになり、現実と主人公の心象風景が混沌とし、人生を生きる意味や恋する事の模索が己の芸術的苦悩にも連環していくさまは、正に神経症的で心優しきアレン映画の独壇場だ。複雑で理屈っぽいけど、シャーロット・ランプリングのゾクッとする美貌とサッチモのとろけるような「スターダスト」の調べと共にカルトな魅力を放つ不思議な作品、90分足らずの本編時間もアレンらしくて良い。あと、冒頭の超キュートなカワイコちゃんは、若き日のシャロン・ストーンなのは映画ファンならお馴染み。
ウディ・アレンの名作中の名作、ついにDVD発売!うれしい! 「初期のファニームーヴィー(お笑い作品)が好き」というギャグが誤解?(ウディ・アレン自身が今まで撮った作品を支持していた人をバカにした)されて、いわゆる「どん引き」されたと自ら語っていた映画なんだけど、ホント、すごく良くできた作品。自虐的でシニカルなギャクと、フェリーニのパロディっぽい複雑な構成が織りなす、まさに完璧に近いコメディ。細かいギャクが笑えるかどうかで、観る人のセンスというか教養が試されるものでもあるんだけど。 「タロットカード殺人事件」の発売に併せて発売になるようだけど、「地球は女で回っている」をぜひDVDで出して欲しい!
ずい分前にビデオで見たことがあって、 もう一度見たいと思っていた作品なので、今回の初DVD化は ウディ・アレン好きとしてはうれしい限りで、即購入しました。 「アニー・ホール」でアカデミー賞を受賞して、 「インテリア」「マンハッタン」で名声を高めたその次の作品で、 有名になったことで巻き込まれるごたごたを皮肉った、シニカルな 内容に、ユーモアと批判精神を忘れないウディの真骨頂が発揮されて いて、僕が一番ウディ・アレンを身近に感じる作品です。 なんたって「アニー・ホール」でアカデミー賞を授賞したときは 受賞式をすっぽかして、クラブでクラリネットを吹いてたらしい ですから。 シャーロット・ランプリングは、ウディ作品にはこれ1本のみの ようですが、よく言われるシャーロットの硬質な魅力だけでなく、 女としてのかわいらしさも引き出していて、必見ですね。 あともう一言だけ、他の作品でもコンビを組んでいる撮影の ゴードン・ウィリスは、どの作品でも“プロの職人”です。