少数の特定の主人公を設けず、印象的なエピソードをつなげていき、作戦そのものを描いていく手法は恐らくこの映画が最初だったのではないだろうか。登場人物が多くなり、一人一人の出演する時間が短いので、オールスターキャストにして見ている観客が誰が誰だか判らなくなって混乱しないようにしたことも成功している。
各登場人物(スター)の出番は短いので印象的なセリフや場面が多い。原作の素晴らしさもあるが、脚本の時点でよほど練っておかないと、作戦を追っているだけか、目まぐるしいだけの散漫な映画になってしまいます。この映画の成功を受けて続々つくられた60年代〜70年代の戦争大作映画は基本的にこの路線(オールスター、作戦の進行自体を描く、物量作戦)で行くのですが、どれもこの映画ほどは成功ませんでした。
製作当時はとんでもないオールスターキャストだったのだろうが、現在活躍しているのはショーン・コネリーのみかな。それでも現役時代を知らなくても名前は聞いたことがあるスターが目白押しです。最後のクレジットはアルファベット順で、最初に観たときはジョン・ウエインが普通にトリを飾っているのかと思っていましたが(最後に AND JOHN WAYNEと出る)、JHON WAYNEよりもSTUART WHITMANやGEORGES WILSONの方が後ろになるので、実は彼だけ別格ということですね。