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旧約聖書の福音書に「シバの女王(新約聖書では南の女王)がエルサレムにソロモン王を訪ねる」くだりがある。紀元前10世紀ころの歴史上の事実とみられているが、シバがどこにあったのかは現在でも論争中だ。映画は1959年制作。米国で一連の大史劇が制作された時代だが、観客動員数から見ても「十戒」や「ベンハー」のように「超一流」の域までは行かなかったようだ。特に日本人は、ここら当たりの歴史をよく知らないので、共感できる部分が少ないのはやむを得ない。しかし、現代ハリウッドではもはや制作できない史劇であり、今見ても鑑賞に堪える名作であることには違いはない。
最近シバの女王の神殿跡らしきものが発掘されたという番組があった。多分間違いないだろう。余談になったが、この作品、見せ場たっぷりの大作史劇である。登場する戦車の数は凄い。これだけの数はサイレントの「十誡」以来ではないだろうか。