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バニシング・ポイント [DVD]

バニシング・ポイント [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 6


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クチコミReview一覧
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口コミ件数:6 1 2 次ページ
1.  とても良い マティスさん 書き込み日: 2008年07月07日

ニューシネマのカルト的傑作

プライマルスクリームのアルバムのコンセプトになったことでも有名なアメリカンニューシネマの隠れた傑作。ひたすらカーチェイスに徹したシンプルな構成が素晴らしい。イージーライダーなんかより今見ればこちらの方が数段楽しめる。印象的なラストも含めてどこか寓話的な雰囲気が漂い、見終わった後、押し付けがましいメッセージが皆無なこともあって返っていろいろと解釈できる不思議な感覚の映画である。これと世紀の駄作SF、クライシス2050の監督が同じなのはどういうことだ?!



2.  とても良い フレンチクルーラーさん 書き込み日: 2008年07月22日

男ならわかるコワルスキーの気持ち

男なら、コワルスキー(バリー・ニューマン)の気持ちはわかると思う。

男が持つプライド、見栄、こだわりは、 性欲と同じように女性の数十倍の強さがある。

だから、男はプライドを守ったり、こだわりを貫く為に、自分の命を捨てることさえある。
たとえそれが、傍から見て、くだらんこだわりでも・・・

映画の最後、コワルスキーの微笑みと、 見物を見終え、帰宅する地元住民たちの空虚な表情を比べて欲しい。

男なら、あのコワルスキーの微笑みに共感できると思う。



3.  とても良い substituteさん 書き込み日: 2008年10月09日

コワルスキーはいったいどこへ行ったのか

 アメリカンニューシネマと呼ばれるジャンルの映画で,音楽の使い方が印象的な作品は少なくありません.例えば「明日に向かって撃て」や「真夜中のカーボーイ」など,単なる主題歌や効果音の一種としてでないメッセージの伝え手として音楽を使っているように思えます.「イージーライダー」と「バニシングポイント」の2作品はさらに積極的ですが,前者ではやや主従が逆転して,音楽のバックグラウンドに映像がかぶるPV的な部分も見られるのに対して,バニシングポイントではあくまでもストーリーや映像が主役.全曲,映画のためにオリジナルで制作されたということで,そんな違いがでたのかもしれません.監督も俳優もAクラスとは言えませんが,制作配給は一流なのでこうした部分はしっかりしています.スタッフのその後の作品から考えると,おさえたトーンの演出や,引き込まれるストーリー展開はもしかしたら偶然できあがったものかもしれませんね.
 特筆すべきはカーアクション部分.時代的にCGなしは当然としても,70年代カーアクションにありがちなジャンプ台や片輪走行といったギミックを一切使わず,実際の走行ならものすごくアブないこと(反対車線走行や,高速での狭路走行,段差の斜め越えなど)をやっています.ブリットを元祖とすればダーティーメリー・クレージーラリーあたりまでがこの作品に近い迫力をだしていますが,その後は見た目の派手さに走って,ありえないようなスタントばかりになってしまったハリウッドのカーアクション.サントラ3曲目のWhere do we go from here?という題名が,未来を皮肉っているように思えてしまいます.



4.  とても良い マッチョマンさん 書き込み日: 2008年12月10日

チャレンジャー!!

30-35年前小学生だった僕達はテレビで繰り返し流されるバシニシング・ポイントにアメリカをみました。そしてそれは僕達のスピリットとなりました。
僕達の名はドライバー。 ライダー。 そして僕達の見る光景、そして人生は今もすべて
”バニシング・ポイント”
その僕達の世代にむけDODGEは新型チャレンジャーを発表しました。
買うべきか・・買わざるべきか・・・
もう一度、本DVDを見てから考えよう・・・^^;



5.  良い sanjunioさん 書き込み日: 2008年05月03日

ベトナム後のアメリカには死に場所を探すしかなかったのか?アメリカン・ニューシネマのもうひとつの傑作

 「Vanishing Point」つまり「消え去る場所」。彼は、ひたすら死に場所をさがしていたのだろうか。ベトナム戦争で名誉をもらって帰ってきたアメリカには、彼の住む場所はなかった。ランボーは、これに銃で反乱を起こしたが、コワルスキーは、70年型スーパーチャージャー付きダッジ・チャレンジャーでひたすらぶっ飛ばすことで、小さな反乱をおこした。
 アメリカの体制が信じられなくなってきた人々に対して、警察権力をものともせず、ひたすら走り続けるコワルスキーに、ヒッピーたちや、黒人たちや、蛇売りの老人、みんなが同情をよせる。当時見ていたアメリカ人も同じ気持ちで映画館で時間を過ごしたことだろう。
 たんなるB級レーシング映画ではない、アメリカン・ニューシネマの醍醐味が味わえる傑作だ。



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