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ブルー・マックス スタジオ・クラシック・シリーズ [DVD]

ブルー・マックス スタジオ・クラシック・シリーズ [DVD]

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クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:2 1
1.  普通 天と地を行き交う男さん 書き込み日: 2008年08月26日

ペパードという俳優 女性にはわからない男くさい魅力!

60年代の外国映画を、主にTV映画劇場で楽しんできた自分としては、
アクション映画といえば、S・マックイーン、C・イーストウッドであり、
そんなに大スターではないけど、とても気になる役者のひとりだったのが、
G・ぺパードであった。
60年代中ごろまではまだハリウッドの大作に抜擢されていたが、
いつのまにかB級アクションといわれるもの中心となった。
たとえば、「華麗なる暗殺」でのスパイ役で見せた、ちょっと投げやりで
虚しい表情をしながら、負けてたまるかと虚勢を張って、意地を通すような感じに
男くさい魅力があった。また「野良犬の罠」で演じた私立探偵の、憮然としたニヒルさと
悠々とした立居振る舞いも良かった。
その雰囲気と魅力は、「山猫は眠らない」のトム・べレンジャーや、日本俳優の
佐藤浩市に似ているといえば少しはわかってもらえるだろうか。おそらく、女性より
男性に惚れられ、共感されるタイプだろう。
この戦争映画大作「ブルーマックス」でも、若者の純粋さと無謀さ、悲壮さと虚しさを、
その不敵な面構えの裏に気弱さをのぞかせながら見事に演じていた。
ギラーミン監督は多種多様な映画を作ってきた人で、この映画でも、ドラマチックな
展開こそないが、場面ごとの映像的処理や的確な演出には職人的手際のよさがあり、
配役にも当時活躍の実力スターを起用し、画面を引き締めてくれている。
何といっても、現代には消えてしまった、騎士道精神と虚栄心に満ちた第1次大戦の
ヨーロッパ空軍の貴族的雰囲気に浸れるところがよかったではないか。



2.  悪い 鉛筆を持つボクサーさん 書き込み日: 2008年06月22日

これでは戦争に負ける

 先に結論を書くと、テーマが不徹底なだけでなく、ストーリーがいい加減で、後味のよくない不愉快な映画だ。英雄の隠された素顔がテーマであるらしいが、おとぎ話めいた映画とはちがうのだから、細部はもっとそれらしくつくらなければならない。この映画に良い点をさがせば、古い複葉機をそろえて飛ばせてみせてくれたことだ。
 スタッヘル少尉が西部戦線に配属されて着任する。彼は下士官上がりで、経歴に負い目があり、また軍の規律が理解できない。彼は自軍の勝利よりはブルー・マックス勲章がとりたいだけのようにみえる。空中戦はのんびりしている。命がけの戦いのはずであるが、空中散歩を楽しんでいるようだ。
 若いクルーガーマン少尉の死も、戦場を離脱して飛行技量を競うお遊び中での事故によるものだった。軍法会議ものであり、将校がこれじゃ勝てない。クルーガーマン将軍も無能振りをさらけだす。クルーガーマン将軍の夫人はスタッヘルその他とデートをしている。夫人は都合のいいときにどこにでも現れる。その夫人も情事のもつれから、軍の人事に口をはさむ。いくら上層部が腐っていたとしてもこれはありえない。
 ラストシーンも取ってつけたようなお粗末さだ。新鋭機のお披露目中に、スタッヘルが墜落するのだが、なぜ落ちたのかわからない。都合のいい安っぽい結末だ。ふつうに考えれば、テスト飛行は終了していなければならない。いい加減な場面は他にもあるが、ここには書ききれない。



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