良い / 口コミ件数 : 14件
価格 : 741 円
酷評も多いのですが、全体のバランスもよく、十分お勧めできる作品です。確かに戦闘シーンは「指輪物語」に似ていますが、迫力満点で見ごたえがあります。主人公の成長〜父と子〜物語とする点も、確かにやや説明不足と思いますが、上映時間の制限があるわけで・・・。特撮も大変きれいですし、女王とのロマンスもせつなく、美しいストーリーを彩っています。「トロイ」や「キング・アーサー」は、生々しくて、見終わった後の「爽快感」が少なかったことが残念でしたが、この作品は、エンディングも明るいので「観てよかったな」「かっこいいな」と素直に感動できました。
作品の中に孤高の頂を垣間見ました! 壮大な作品です!個人的には類作で「トロイ」より好きです。 オーランド・ブルーム主演作品では一番だと思います! 十字軍遠征のお話しなんですが、学校で世界史をとっていない方には少々解りづらいストーリーかも・・・ <予備知識> 十字軍遠征とは、イエス・キリストの生誕の地である聖都エルサレムを支配するイスラム教を認めたくないインテリの宗教論者と東ローマ帝国が起こした戦争です。 12世紀のヨーロッパでは、イエス・キリストが誕生した聖都エルサレムを奪還すべくヨーロッパ諸国が同盟を組み軍を遠征させます。 西欧キリスト教国側から見れば義軍で、その戦闘は聖戦ですが、イスラム諸国や東方正教会 諸国から見れば侵略軍です。 十字軍遠征の歴史は数百年に及び、過去8回(7回の説もある)遠征していますが、莫大な軍費を必要とし、度重なる遠征で著しく国の財政を悪化させだけで満足がいくほどに成果の上がった遠征は無かったと言えます。 度重なる遠征で政を疎かにする諸侯も多く、それが癌で東ローマ帝国が衰退の一途を辿る中で、彼のオスマン帝国が台頭するワケです。。。
それにしてもリドリー・スコット監督の画というのは、何故こうも独創的で美しいのだろう。一目見てわかる映像。これほどの力量のある監督はそうはいません(もっともこの人の絵コンテはまさに画家級の腕前と聞きます)。弟さんのトニー・スコットもハイテンションな演出のこれまと独創的な絵柄(ドキュメント風)を表現する、まさに天才兄弟ですね。 この映画もリドリー・スコット監督の画でみせる素晴らしい歴史スペクタクル映画です。 ただ物語がやや駆け足(主人公オーランド・ブルームの動機付けが描きこみ不足で簡単に行動しすぎる気が)なのと、やはり歴史的背景に弱い日本人には最初何故戦っているのかが理解できないものだろうと思います。しかし聖地エルサレムをめぐる争いは現代にも続いているものなので、この映画で興味を持ったら、少し歴史を勉強するのもいいと思います。 この手の映画につきものの戦闘シーンは、当然迫力満点。大軍勢シーンもさることながら、一番の見所は砦を包囲し攻め込む木製包囲塔を反撃攻略して打ち負かすシーンはもう鳥肌物。さすがの、リドリー・スコット映像です。 オーランド・ブルームが目立つスター映画の印象を受けますが、テーマ性、映像共に一級の史実スペクタクル映画だと思います。
私はオーランド・ブルームのファンなのでどうしても良くみてしまうかもしれませんが、でもそんなに悪くなかったですよ〜!!むしろ、映画自体のテーマの深さ、映像の美しさ、名脇役、登場人物たちの個性の競演もすばらしく、歴史物が好きな方にはお勧めです。リドリースコット監督の取り組みや表現のしかたに、西洋とイスラム圏での賛否の分かれ方など、ちょっと議論を巻き起こしていたこともあり、いろんな意味で興味深い映画だと思います。それから、実際はもっと多くのエピソードがあったのを無理やり2時間ちょっとにまとめたようなので、やや消化不良の感がありますが、もしもこれが3時間だったら絶対にもっと内容のある映画だったと思うんです。・・・・と思わせるような映画でしたよ。グラディエーターとかを期待していたらがっくりくるかもしれませんが、何も考えないで見るほうが良さが分かると思います。映画をみてからはいろいろ考えさせられたり、歴史の本などを読んだり、十字軍やキリスト教やイスラムの歴史などを勉強したくなりました。完全版が是非・是非みたいです!早く出して欲しいな〜。個人的にはパイレーツ・オブ・カリビアンよりもこのオーリーが好きですね。
【キングダム・オブ・ヘブン】 久々の大作を観た気がする。 「メッセージ性」、「スケールの壮大さ」、「人物描写」、 全てに於いてダイナミックかつ繊細に描かれている。 そのため、最初から最後まで退屈を感じることなく楽しめる。 私は宗教にあまり詳しくないが、それでも充分楽しめる作品だった。 恐らく宗教に精通していれば、より楽しめるものなのだろう。 本作品はユダヤ・キリスト・イスラムの三宗教の聖地とされている、 エルサレムを舞台にした宗教対立を描いた映画である。 ***************************** 思っていた以上に宗教色の濃い作品である。そのせいもあってなの か、数カ所、理解出来ない展開が私を混乱させた。 その辺り、宗教に詳しい方がより楽しめるに違いない。ただし、基 本的に難しい表現はないように思う。特別週休に詳しくなくとも、 エルサレムがどういう場所なのかを事前に知っておけば、充分楽し めるのではないだろうか。 「宗教とは何のためのものか」 こうした思考自体が日本人的と言われそうであるが、ここから本作 品に込められたメッセージが明らかになっていく。 メッセージがやたら難解で、観客が理解し難い提示をする作品も多 い中、本作品は明々白々だ。そこに暗示などは全くない。 最後に提示される文章は、本作品の訴えを最もわかりやすく提示し ている。 これが理解できれば、多少暴力描写がきつく描かれている点も合点 がいく。