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原題"My Darling Clementine(我が愛しのクレメンタイン)"です。 |
映像特典DVDが凄いです。普通、古典のモノクロ映画で試写版は残っていません。残っていても採算が合わないので付けないのが普通。FOXの英断に感服。 クレメンタインとワイアット・アープとの別れのラストシーンに重大な変更があり、公開版は1カットだけ増えていますが、このカットの有る無しでは、(ゲームで言うところの)ハッピーエンドとバッドエンドの違い位印象が違います(ここで流れる主題歌「いとしのクレメンタイン」の旋律は、実際に西部で歌い継がれていたもので、現代日本の小学校でも必修となっております)。 アープとドク・ホリディが組んだ、クライトン一家との「OK牧場の決闘」は、西部劇の決闘の代名詞で、他にもこの決闘を主題とした作品は多いですが、本作はガンマンが撃ちあう場面は少なく、心理描写が多い、ジョン・フォード監督らしい古き良きヒューマンドラマとなっています。後世の撃ち合い主体の、いわゆる「マカロニウエスタン」とは趣が違います。 ガンは凄腕でも色恋沙汰は経験が無く、物語後半ドクを追ってむさくるしい西部に現れた、華麗な花クレメンタインにコロりとやられて思い悩むアープ、子供のように純粋です。急に身なりを整えて、クレメンタインと腕を組んでエスコート、天にも昇る気持ちでダンスを踊るアープ、可愛いです。 前半での強面のヒーローも、クレメンタインの前では全くの骨抜き状態で、非常に人間味溢れるアープ像となっています。この恋の行方は、上記のラストシーンにかかっています。 |
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