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ウェイキング・ライフ [DVD]

ウェイキング・ライフ [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 9


価格 : 1,672 円





クチコミReview一覧
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口コミ件数:9 1 2 次ページ
1.  とても良い bump・sさん 書き込み日: 2007年03月04日

解釈はできる!一見あやふやなのはモチーフが夢だから。

一見すると、不思議な映像感覚と難解な説話でもって
観客を煙に巻いているだけに見えるかもしれません。
そのためドラッグムービーのような位置づけをされてしまうのは否めない。

ですが繰り返し見ていると
登場人物たちの言葉に含まれる事実が、
主人公の物語の線上でひとつにつながり、
彼と観客にひとつの「真理」を提示してくれます。
全編をフルフルと震えているような特殊なアニメーション処理で仕上げたのは
観客に<夢と現実>の境界線を引かせないためです。
「<夢と現実><生と死>それぞれの間には境界線などなく、ただ認識の有無だけがある」
ということがこの作品の大筋でのテーマだからです。
だからこそ、導入の現実と思しきシーンでも世界は夢のように震えているし、
道中口々に話を聞かせる登場人物たちの説話は脈絡がないし、
真理を悟った主人公は目覚めるのではなく、ここではないどこかへ上っていくのです。

そのシークエンスは観客に冒頭で示された啓示を思い出させるはずです。
Dream is Destiny.
全ては夢であり運命なのだと。

幽玄な映像を劇場スクリーンで見たかった気もしますが、上記のように
一度見ただけではなかなか理解しがたい、という性質からDVD向きの作品といえるでしょう。
実際私自身、解釈に筋が通ったのは購入して3年たってからでした。
しかしこの解釈もまた、最も筋が通っていると思えるに過ぎず、正解ではないのでしょう。
そういう意味では5年10年経ってから
再び見た時にどう見えるかが面白そうでもあります。



2.  とても良い あさん 書き込み日: 2005年05月17日

こんな面白くて深い映画、初めて観た…

最初はアニメの雰囲気に惹かれて観たんですが、観てみると深くて深くて意味がわからなかったです。それにもかかわらず、1日に何回も観たくなって、病気のように繰り返し観ました。新鮮で飲み込まれそうに不思議なビジュアル、太い筋が通っているのに全てを理解しきれない物語、見過ごしてしまいそうな細かい表現…。観なくてはわからないです。観たところで、みんながみんな、違うことを言うんではないでしょうか。それ程たくさんの謎やヒント隠されている映画です。とても楽しかったです。



3.  とても良い 739さん 書き込み日: 2004年01月09日

Just Wake Up

夢は運命---

哲学に満ちた複雑な会話、字幕と理解の間のタイムラグ、美しいアニメーションと素晴らしい音楽。主人公は目を覚ます為のヒントを模索するが、見ている者はこのまま夢が続けばいいと思う。

登場人物が語る人生や恨み言や哲学や真理は単なる退屈な説教になりかねないこの作品を、リチャード・リンクレイターは見事に時代にピシャリとあったクリエイティブな作品に仕上げた。

大胆な実験的アニメーションフィルム。
語りかける人物が変わるごとに、主人公の印象が変わる。
担当クリエイターが変わるごとに、主人公さえ別人になる。

複雑な会話を理解しようと脳がフル回転する、流れるタンゴに揺れる場面。。目から飛び込んでくる衝撃と、足下から襲ってくる眠気にいつしかココが夢か現実か分からなくなる。。

夢から覚められない人、人生に悩んでいる人、眠れない人、眠りたくない人、右脳を盗まれた人、刺激を求めている人、ハイになりたい人、ロウになりたい人、考えたい人、考えたくない人その他もろもろ。。。マジでお勧め。

Dream is Destiny...



4.  とても良い penguin2106さん 書き込み日: 2005年01月28日

トリップ系です。

夢→人生ってなんだ?的哲学…と呼べるか呼べないかはともかく、ニーチャだーの、キルケゴールだーの、実存主義だーのを絡ませるだけからませて、ピストルでパンッ!みたいな。

内容は、、、水掛け論的で、エンドレス。
それでいて、ポイントポイントで結論じみてきたり。

でも実際は、完全トリップ映像。
どう考えても薬やってるときのウネウネとした世界観。元ネタとして撮影しているものが、8mmのエなので手ブレで余計に絶えずゆらゆ〜らした映像にもう一段階手を加えている。

自分的には安っぽいかもしれないけど、トレスポのトリップ映像のやろうとしていたことを完璧にしてしまった感じ。
(トレスポの場合は、かなり客観的視点があって、
所々で話を区切ることを目的としているところもあるからなんだけど、、、)
この作品の場合は、終始主観的視点。
ずっと自分の視点は変わらないんだけど、、、トリップしてるときと、夢を見ているときの自分の中の時間調整が出来ていない記憶の映像の連続のように感じた。

映像手法的としては、ロートスコーピングなんだけど、、、それにしても移り変わりが激しく、
完全にトリップしているときそのもの。
監督がどこまで考えて作っているかは、わからないけど、、、。

一見の価値はあり。
酔わないように。

(ま、わかりやすいといえばわかりやすいし。
(興味がなければ、、、恐ろしくつまらなく、バスに酔ったような感覚になってしまうかも。



5.  とても良い bhanglassyさん 書き込み日: 2004年03月06日

下手くそなレビューだけど真っ当なレビューだと思う・・かな

全ての登場人物は主人公であり、この映画を見ている自分も主人公であり、この映画を見終わった自分はこの映画のストーリーを永遠に綴っていく。終わりのない始まりの物語。この世界観(この映画が伝えようとしているテーマ)を知れば、自分がどこから来てどこへ行こうとしてるのか、なぜ生きてるか、なぜ呼吸をしているのか、自分とは何か・・・、それら全てが理解出来る。とりとめのない哲学的内容、夢の世界を追いかける自分と、それを選択し望み求む自分と、それを実際に経験してしまう自分と、コレを見ている自分の人生に繋がる物語。ある意味、宗教的な精神世界的な哲学的な心理的な色々な事象を経験し知ってから見ると、よりいっそう意味合いの違った映画になる。その時の観る側の考えによって、幾通りもの物語と哲学が生まれる映画。観なければ分からないけど、観なくても分かる。そんな感じの映画です。



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