とても良い / 口コミ件数 : 72件
価格 : 2,951 円
昨年PS3とプラズマテレビを購入し、それ以来数枚のBlu-rayソフトを購入しました。 でも今回買った「ダークナイト」で初めてBlu-rayの恩恵を受けた気がしました。 アイマックスのカメラで撮ったというカーアクションシーンは、フルCGではないかと疑うほどの鮮明さ。 それ以外のシーンも精細な映像に驚きました。 画質に関して格別のこだわりがある訳ではありませんが、そんな素人目で見てもこの画質は見過ごせませんでした。 大満足です! Blu-rayの画質だけではなく、作品そのものについても監督の職人気質が表れた見応えあるものです。 前述のカーアクションの他、同時に複数の場所で起こる出来事を編集で見せる手法や、ワンカットで撮影した病院のシーンなど、天才監督のこだわりが垣間見れます。 脚本にもクリストファー・ノーランらしい良い意味での裏切りがたくさん用意されています。 私はティム・バートンのファンで、彼のダークファンタジー風バットマンが好きでした。 しかし、クリストファー・ノーランのバットマンは極めて現実的でニューヨーク風なゴッサムシティに生きています。 その点でティム・バートン版とは全く雰囲気が異なっているのですが、これが非常にいいんです! ティム・バートン版がダメという訳ではなく、あちらはコミカルさもあり、アニメっぽいディフォルメされた感じ。 クリストファー・ノーラン版はクールで洗練されており、リアルな印象です。 同じバットマンながら作品全体の雰囲気がかなり違います。 だからこそ、ティム・バートン版が苦手だった人やアメコミ物が苦手な人には、是非クリストファー・ノーラン版に挑戦してもらいたいです。 「ダークナイト」は単なる能天気な特撮ヒーロー物ではありません。 世間で言われているようにヒース・レジャーもすごい演技を見せてくれていますが、見所は彼だけではありません。 映画的な様々な面白い要素が詰まった作品だと思います。 映画好きなら是非一度見てみてくださいっ!
本編と併せると悠に3時間を超えてしまいますが、まず、ボーナスディスクに収録されている『ゴッサム・シティ・ニュース』6本を観ましょう。それらは予めDVD化を見据えて製作されたかのような"助走"的な内容になっていて、これで登場人物それぞれの背景を先に知っておくと、本編との連続性を一層楽しめます。今まで、不要なコンテンツをまとめただけの廃品利用のようなボーナス・ディスクにがっかりさせられ続けた映画ファンもこの内容なら文句無いでしょう。 ボーナスディスクを手に取らせるほど本編が内容的に充実していることは言うまでもなく、画質も含めて、2008年リリース作品の中では最もブルーレイ・ディスクの有り難味を感じられる作品でした。レンタルで本編だけしか見てない人、気になるでしょ?
Panasonic製BW830で、本編を読み込む時にフリーズしました。パナに問い合わせた所、そういう声が多いので、対策ソフトを開発中とのこと。早く対応して欲しいものです。 もちろん映画の内容は、2008年度No1!!といっても過言ではないでしょう。 ヒース・レジャーのぶっ飛んだ演技を見るだけでもうクラクラしちゃいます。彼の演技がもう見られないと思うとさびしくなります。
バットマンの新シリーズの第2作目。 映像はかなりよいですが、複雑です。 IMAX撮影のビスタサイズと通常撮影のスコープサイズが作品の中に入り乱れて収録というかなり特殊な仕様になっています。 ですのでそれによって画質に違いが出てきています。 まずIMAX撮影での収録シーンですが、こちらは圧巻の一言。 とにかく精細な映像を見る事ができる。 細かい箇所まで素晴らしい精細感。 発色や諧調表現もよく素晴らしい。 圧倒される解像度の高さを感じ取る事ができる映像となっています。 一方、通常撮影についてはまずまず。 IMAX撮影部分があまりに素晴らしいため、劣って見えてしまうのは仕方ないでしょうか。 とは言え、シャープさも中々よく輪郭も丁寧に出ています。 少し暗部の諧調表現が物足りない点を除いては、高画質な部類に十分入ります。 フィルムグレインは全体を通して控えめに処理されています。 暗いシーンでは少し多めに出る程度でうるさくはありませんし良好。 特殊な収録になっていますが、全体を通して満足できる画質だと思います。 他のBD作品と比べるとかなり綺麗な部類に入るかと思います。 IMAX撮影のシーンに限って言えばトップクラスの映像ではないでしょうか。 少なくとも精細感という面では他に類を見ません。 通常撮影シーンは★4〜5といったところ。 ワーナーのVC-1はあまりいい印象がありませんが、これの映像が出せるなら文句なし。 好きな作品で劇場に3回も足を運んだのですが、下手な劇場で観るよりもいい映像が出ていると思います。 音もよいです。 全体の鳴りがとても派手。 よく鳴る音なので迫力満点です。 重低音はしっかりと響きますし、高音も綺麗に出ている。 前作ビギンズで感じた軽く浮くような音が出る事もなく、しっかりと安定した音が出ています。 サラウンド感もバッチシ。 とにかくあちこちからよく鳴る音。 音の位置が正確でよく鳴るため、臨場感抜群で画面に入ってしまったかのような音が出ています。 セリフ部分もクリアで聞き取り易く良好。 音質面での不満もありません。 内容は前作バットマン ビギンズからの流れを引き継いだ作品。 前作で確立した脱アメコミテイストがそのまま引き継がれています。 とてもシリアスな展開が続いていく。 最初から食い入るように見てしまう展開の連続。 そして緊迫と先の読めない展開の数々。 尺の長い作品ながらあっという間に時間が過ぎていきます。 ただ単のアクションや悪との対決といった作品ではなく、問いかけるようなテーマが入っている。 うまく言葉で表せないような衝撃的な作品。 しかし故ヒース・レジャーの何かに取り憑かれたかのような演技はすごいですね。 色々な面で「ヤバイ」の一言です。 個人的には間違いなくシリーズ最高傑作だと思いますし、映画史に残る傑作だと思います。 特典は本編ディスクにHD画質でメイキング映像。 特典ディスクにはHD画質でドキュメンタリー、予告映像と豪華な内容。 なお、特典ディスクの予告映像には隠しコマンドが用意されています。 映像特典から予告編PART3を選択後、リモコンにある番号ボタンを「5、6、5、3、7」の順に押すと新たな予告映像が流れますので、ご存知なかった方は試してみて下さい。 画質/音質と満足できる質ですし、内容や特典も素晴らしいのでお薦めです。
今回の作品は極めてシリアスな人間の側面をアクションを通して浮き彫りにした名作と言えよう。バットマンは希望のみを、一方でジョーカーは破滅のみを信じる点で双極的であるが、精神的・社会的に孤立した存在である点では同一である。だからお互いを殺せないのかもしれない。お互いの存在理由を消してしまわないためにも。 人間の善悪における判断を曇らせ狂気に陥れる、パニックを社会に巻き起こす、それがジョーカーの目的。個人的な恨みや金銭などは目的ではない。それさえも人を狂人にする道具に使ってしまう恐ろしさの中に、故ヒースレンジャー氏の熱演振りが窺えた。あそこまでジョーカー役を熱演した彼が睡眠薬大量服用で自殺したというニュースは前から耳にしていたが、映画での演じるべき人物の自己破壊的精神が、彼自身の現実世界にまで侵入してきたせいかもしれない。 あえて続編は望まない。バットマンはDark KnightであってHeroではない。光があるからこそ影が生まれ、影があるからこそ社会は、人は、光を求めるという最大のメッセージが映画の題名にまで刻まれている名作だからだ。