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ジャケットで勘違いしました・・・、これは正統派オカルトホラー久々の良作です |
ジャケットを見て避けていましたが思い切って観たら、予想外の良作でびっくり。
「なぜ主役がヒラリーなのか?」は、観ればわかります。
旧約聖書の「十の災い」を現代に置き換え、オカルト的に脚色していますが、この映画が描きたいテーマは「信仰心」。
そのため、心理的葛藤の表現も体を張ったシーンも求められますが、さすがヒラリー、熱演しています。
役者といえば、久々に見たスティーヴン・レイ。だいぶ老けたなあとは感じましたが、信仰心の厚い牧師役、結構似合っています。
ルイジアナのロケーション描写は素晴らしい。自然の持つ美しさと、スワンプあたりの不気味さとを見事に交錯させ、
意図的に揺れる映像を撮るために使われる手持ちカメラは、不安感や何かが起きそうな予感を上手く表現しています。
安手のショッキング映画ではないので、結構静かに恐怖を表現しており、それがかえってリアリティを生む結果に。
中盤以降、ヘイヴンの町がパニックになる辺りから、映像のダイナミックさは加速し始め、
中でもイナゴの大群の場面は、CGとわかっていてもその質感と迫力に圧倒されます。
そして、終盤からエンディングにかけて、きっとある映画を思い起こすはず。
それは・・・、観てのお楽しみということで。
特典映像の中で、「十の災い」を様々な分野の研究者が興味深い意見を語っていますが、
この映画を理解するために役に立ち、かつ面白いです。
また、撮影時期にあのハリケーン「カトリーナ」に見舞われ、スタッフにも不幸が多くあったそうです。
つらい経験を乗り越えて作られた本作、とても真剣な作品と感じました。
その心意気も入れて★5個にします。 |
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