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2001年宇宙の旅 [DVD]

2001年宇宙の旅 [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 20


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クチコミReview一覧
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口コミ件数:20 1 2 3 4 次ページ
1.  とても良い Fenrirさん 書き込み日: 2009年03月03日

神秘

この宇宙に生を受け進化してきたことの神秘さをテーマにして、それを感覚的に表現した作品、という感じか。一見哲学的で理性に訴えているかのようで、その実、本能に感覚的に訴えてくるような作品だ。

本能には生きるために必要な大事な記憶が刻み込まれていて、その記憶は世代を超えて受け継がれていくものだが、その本能の遠い記憶のせいなのか、この映画を見ていると不思議な懐かしさすら覚える。

この感覚を味わえれば、この作品が何故傑作扱いされているかも実感できるだろう。



2.  とても良い DVDマニアさん 書き込み日: 2008年10月19日

何も考えないで、映像をのんびり見ているのが心地よい

 冒頭の猿が道具を持つこと覚える場面から、「美しき青きドナウ」に乗せて、シャトルがゆっくり移動しながら宇宙ステーションへのドッキング、そして月面基地までの飛行場面の心地よさは何回見ても飽きない。ここでは映像の意味や理由をまったく考える必要がなく、音楽と映像に身を任せているだけで幸福なのです。
 実はここまでが導入部であって、本筋はこの後なんですけども、HALの叛乱やモノリスの意味、終盤の光の洪水からスター・チャイルドまでの展開は、特撮の技術には感心したけども、正直、内容はさっぱり理解できませんでした。この映画に関する多くのレビューを読んでも、未だにさっぱり判らない。キューブリックとアーサー・C・クラークは「一度見て理解されたら、我々の意図は失敗したことになる」という意味の発言をしていましたが、キューブリック自身は内容や主張よりも、単にビジュアル的に自分が描きたいことを描いただけなのではないだろうか?
 とにかく、頭を空っぽにして、単に見るしかない。何も考えないで見れば、ある意味最高の娯楽映画です。



3.  とても良い アマゾン100号さん 書き込み日: 2009年03月04日

ようやく時代が映画に追いついた。

公開当時、日本では
「難解すぎる」
ということで、いきなり月面着陸からの公演もあった、というくらい、
「難解な映画」
の代名詞のように言われていますが、

今なら、すんなりこの「映像で物語る」手法は、むしろ心地よいくらい。

公開から40年も経って、ようやく時代が映画に追いついたのだな、と実感します。
言い返せば、それだけキューブリックは凄かった。

物語はクラークの原作小説を読まなくてもよいくらい、シンプルで、映画を見れば十分わかります。
しかし公開当時はいろいろこの映画についての評価も割れていたようですね。
つい最近までも、「モノリス」の意味するところ、最後のスターチャイルドまでに至るシークエンスなど、
話題には事欠きませんでした。

それが、キューブリックが先鞭をつけたこの手法、今では映画の当たり前の手法としていたるところで目にするので、
今、初めて見る人でも、すんなり物語の世界に入り込めると思います。

しかし、キューブリックは、あらゆるジャンルの映画を製作しましたが、
いずれも傑作である、というのがすごい。
今改めて見直していますが、こう言う人こそ、「天才」と呼ぶのでしょうね。



4.  とても良い TAKEさん 書き込み日: 2009年01月02日

映像美と音楽は凄い。

あまりにも有名で物語の説明は省きたいほどの作品。映像美と音楽は凄い。
前半はテンポも遅く退屈な映像が続く。説明不足な映像も多く、内容の解釈は
観客の見方に委ねられている。
宇宙船のデザインや無重力の感じは良く描かれている。

本作を観た後、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」
を聞くと、本作以外にはありえない、というインパクトがある。

後の「2010年宇宙の旅」より未来的な感じがするのはキューブリックの凄さ
だろう。



5.  とても良い akemiironsさん 書き込み日: 2009年07月23日

世界で、最もメジャーな実験映画

本日、映画館、フィルムにて鑑賞してきました。この作品を、ひと言で言うと「メジャーな実験映画」だと悟りに至りました。それもモンスター級の。
加えて言うと「メジャーなインディペンデント映画」だったことがやっと解りました。配給はMGMだけど、プロデューサー、監督、台本からセット・デザインに至るまで、キューブリックが手掛けています。もし、別にプロデューサーがついていれば、誰かが「待った」をかけたはず。

正直言って、この作品については、解らないことが当たり前。特に努力して解る必要はないことに、やっと気づきました。もう私など何度観たことか・・・ですが。真の意味で解っているのは鬼才キューブリック監督だけ。それで良いのではないでしょうか。
このカルト的な内容の作品が、映画史上の名作の一本として堂々と存在するだけで、個人的には意義あることだと思います。

しかし「あまりにも壮大な実験映画」すぎて、大きなスクリーンで観ると、今でも言葉を失う。ドラッグでトリップしているような気分になってしまう、後半部のアブストラクトなシーンの連続は、よくみんな黙って最後まで観ているなぁ・・・と感心しました。

個人的には、「時計じかけのオレンジ」といい、キューブリックのインディペンデント・スピリットと常識を無視した「実験的な試み」に、万歳!拍手、喝采です。

追記:
この作品は難解であることが魅力で、難解だからこそ、伝説的な作品・映画史上に残る作品になったと考えます。それ故、観客は解ってはいけないのです。永久に。
個人的にシーンごとに作品解説できますが、それはあくまでも私見にすぎません。それは他者とも、ましてやキューブリックの意図ともズレがあると考えます。
キューブリックも、特にこの作品については、絶対自作の内容を説明したくないと思っているはずです。それが、この作品の正体です。



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