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ロング・エンゲージメント 特別版 [DVD]

ロング・エンゲージメント 特別版 [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 23


価格 : 3,580 円





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口コミ件数:23 1 2 3 4 5 次ページ
1.  とても良い 一色町民さん 書き込み日: 2005年08月01日

アメリを超えたかも

画全体として、「アメリ」の雰囲気もありますが、非常にストイックなサスペンス仕立になっています。登場人物の名前を覚えておかないと、ラブストーリーとしては楽しめてもミステリーとしては分けがわからなくなるから、気合を入れて観ましょう。

恋人を探すヒロインのパートと、過酷な戦場で何が起きたのかを描くパートに大きく分けられ、交互に物語が展開します。ヒロインを、ただの良い子には設定していないことで、不自由な足を逆手にとって他人の同情を引いたり、他人を振り回しての恋人への執念を見せたりと、なかなかしたたかにしているのが面白い。

過去の映像は青味がかり、現在の映像はセピア風と分けて表現しているが、印象的なシーンが多い。マチルダとマネクの回想シーンや戦後の花畑等の映像は本当にファンタジックで美しい。特に、暗闇のなかでマッチの使を効果的に使ったラヴシーンは素晴らしい!!

マチルダが少しずつマネクに近付くヒントを見つけて、マネクが最後に一緒にいた仲間の兵士達の所に行って、次のヒントをもらって真相に辿り着くという展開なのですが、冒頭に書いたように、登場人物が多くて名前と顔が一致しない。ここが、問題。フランス人の名前って覚えにくいよね。マチルダと誰かが話してる時に話題に上る人名が、具体的にどういうキャラでどういう顔だったか思い出せないうちに、話がどんどん進んでしまう。(笑) とは言え、見終わればきちんと理解出来るようには作られています。私は、違うラストを想像していたのですが、ラストシーンも印象的でした。



2.  とても良い しーな♪さん 書き込み日: 2005年10月17日

私は好きです♪

生きること、希望を持ち続けることの大切さを教えてくれる映画です。
好き嫌いあるかもしれませんが、私はとても、好きです♪
ひどい映像や目を覆いたくなるようなシーンがあったかと思えば、とても美しくずっと見ていたいような映像まで。。。
監督さんのセンスの良さを感じます(^0^)
戦争、ラブストーリー、推理小説が合体したような、新感覚の映画でした。
私は自信を持ってオススメします♪



3.  とても良い hide-bonさん 書き込み日: 2005年08月14日

緻密で凝った映像マジックを堪能しよう!

 ジャン・P・ジュネ、堂々の文芸大作だ。オドレィ・トトゥの、フランスの片田舎での詩情溢れる日常シーンと、死んでいく無数の名も無き兵士たちの、残虐な戦場シーンが、交互に描かれる。個人的には、「ロスト・チルドレン」や「デリカテッセン」の世界観が好きだし、なにしろ登場人物が多く、しかも、短いカットの積み重ねで、物語の時系列がワープするので、解りづらい難点があるが、これだけ、緻密で凝った映像マジックを見せられれば、文句のつけようがない。繰り返し観て、その都度新たな発見があるのが、ジュネ映画の正しい鑑賞法なのだ。アメリカ映画ファンの中には、シチュエーションが似ているので、キューブリックの「突撃」を想起する人もいるのではないか?今や大女優のジョディ・フォスターも、役者魂で、fuckシーンを熱演してます。



4.  とても良い hectorさん 書き込み日: 2005年05月20日

ハリウッドの支援を受けた感動的で重厚なフランス映画

最近のフランス映画としては最高傑作と思われます。まず、主題であるマチルドの恋人の生死の真相究明がしっかりしたストーリーで語れており、緊迫した展開となっています。主人公はやや風変わりなキャラクターながら深い愛情は十分に伝わってきます。現在のシーンと回想場面が頻繁に交錯するほか、登場人物が多いので、一回の鑑賞だけでは十分把握するのが難しいほどです。映像としては終始セピア色がかったレトロな色調が美しく、この作品の特徴になっています。カメラワークも秀逸で、観ていて飽きません。更に、戦争シーンは英雄的な描写は無く、雨の降る塹壕での悲惨な戦闘、故意に負傷し戦線を離れようと企む哀れな兵士達や恥も外聞もなく命乞いをし、恐怖に正気を失う悲惨な心象、無能な上官の意思決定に無駄に生命を失う兵士等が描かれて、反戦のメッセージが強く感じられます。戦争が生んだ数々の悲劇、その中での人間の強い愛情、絆、生きることへの希望が見事に描かれています。また、同じシーンでも他人の目から見ると別の何かが見えるという表現手法が、効果的に使われています。バダラメンティの音楽もオーケストラの弦楽器を主体にした重厚なハーモニーが中心で聴き応えがあります。ミステリアスなメロディーとハーモニーが物暗いトーンで統一され、ストーリーと上手く調和して、感動を盛り上げています。なお、オドレイ・トトゥ以下の配役の演技も素晴らしく、脇役陣の活躍も特筆ものです。ジョディー・フォスターは完璧なフランス語でフランス人になりきっていました。多彩な魅力を持った傑作です。



5.  とても良い kingyohimeさん 書き込み日: 2005年08月18日

ブラヴォー!これぞ映画の中の映画。

フランス映画は本当に日本人の感性に合っている。と、思う。
深い人間描写、人情、全てが良質のワインのように熟成し芳醇な芳香を放っている。
ジュネ監督独特の琥珀色の映像の美しさも素晴らしい。
メトロが出来る前のオペラ座前の広場の様子。
オルセー駅の大時計。
今は見る事が出来ないかつてのパリの風景も大変興味深い。
本当にどのシーンを切り取っても絵になる。
お話は、まるで、アガサ・クリスティーの推理小説を読んでいるような、散りばめられたプロット。謎解きの妙!
謎解きは、エンディングまで続き観る者を飽きさせない。
そして監督の反戦思想は決して声高ではないが、
観る者全てに戦争のおぞましさ悲惨さを時にユーモアを交えながらも静かに訴えかけて、秀逸。
本当にフランスの役者さんて、味わい深くて実にいいですねえ〜
その中に忽然とJ・フォスターが・・・何故?
きっと、監督をリスペクトしていて、彼女からのたっての希望か何か?
と勝手に想像しつつも、私にはその部分がこの映画の中の唯一の違和感として残りました。
にしても、この映画の素晴らしさにかわりはありません。
是非、たくさんの人に観てもらい、この静かなる感動を
味わっていただきたいです。



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