 |
アメリカ建国200年記念作に相応しい正統派ウエスタン |
監督としての腕前もこなれてきた頃のイーストウッド監督の正統派ウエスタン。当初の監督F.カウフマンとソリが合わず急遽自分で監督することになった映画だが、なかなか堂に入った仕上がりと言えるだろう。同じ南北戦争を舞台にした映画でも、マカロニ時代の「続・夕陽のガンマン」の野放図な面白さではなく、単なる米国精神賛歌でもない、少々斜に構えたクールな視点がイーストウッド監督映画の特徴だ。前作西部劇の「荒野のストレンジャー」では少々ひねりすぎの感もあったが、この映画はアメリカ建国200年記念作という謳い文句に相応しい風格がある。ウエスタンのプロ俳優としてのイーストウッドらしい二丁拳銃の反転撃ちなどガンプレイも決まっている。 |
 |