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エクソシスト ディレクターズカット版 [DVD]

エクソシスト ディレクターズカット版 [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 10


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クチコミReview一覧
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口コミ件数:10 1 2 次ページ
1.  とても良い 七翅野さん 書き込み日: 2007年08月26日

恐怖と戦う者達

 この映画の凄いところは、ホラー映画というもので『恐怖』を描くのではなく、『恐怖に立ち向かう勇気』を描いて見せた事だと思います。この発想の転換の素晴らしさは本編を見ていただければ一目瞭然でしょう。
 登場人物たちは、ただ恐怖に震えて泣き叫んで逃げ出して殺されていくような人達ではないのです。恐怖を前にして打ちのめされ、憔悴しながらも、決して逃げようとはせず恐怖に立ち向かおうとする人達の物語です。傷つき、疑いながらも、身を守るのではなく弱い者を守ろうとする人達の物語です。
 恐怖側もまた、近づくもの皆片っ端から殺していくような『呪怨』型の悪霊ではなく、知性と悪意に満ちた存在として描かれています。強い者を攻撃するのではなく、弱い者、守るべきもの、過去の傷、そういったものを徹底的に攻撃して、戦う人達を打ちのめそうとする存在なのです。作中でも言っていますね。『目的は絶望させる事だ』と。
 恐怖の表現も、直接攻撃はごく少なく、不意に挿入される不気味な顔や、痛みを感じさせる行動、不吉なイメージなどであり、『敵』が銃弾で退けるような存在ではなく、形のない悪意そのものなのだという事が表現されています。
 おそらく、この作品のテーマには『信仰の危機』が入っているのでしょう。日本と違ってキリスト教の国なので、基本的に神の存在を真正面から否定する事はできないのです。しかし、それでも、ふと思うものなのでしょう。『世界はこんなにも痛みに満ちている。神は本当に』おられるのか、と。そうした疑問をゆえに、この作品では判りやすく悪魔を登場させて銃撃戦を行ったりしないのです。
 脳の病気だろう。いや、精神疾患かも。悪魔祓いなんて正気じゃない。そう、疑いに疑って、最後に、『本当に悪魔かどうかはわからない。だけど、試してみる価値はある』と、ついに戦いに向かうのです。
 この『あくまでも理性的で懐疑的であろうとする姿勢』ゆえに、最後にその戦いへと向かう人達のもう格好いい事と言ったら。
 悪意に対して決して屈せず。そういう真に勇敢な人達の物語です。



2.  とても良い SAMさん 書き込み日: 2002年05月25日

オカルト映画の傑作!

一大オカルトブームを巻き起こした「エクソシスト」に、新たな編集を施したニューバージョン。
オリジナルと異なる所としては、15分にもおよぶ未公開映像の追加、新たなBGMとサブリミナル効果の挿入など。

未公開映像の追加は、リーガンの診察の場面、話題となったスパイダー・ウォークとラストシーンなどだが、特にこのラストシーンの追加により、見終わった時にオリジナルとは大きく異なる印象を受ける効果を上げている。

スパイダー・ウォークについては、公開直後に賛否の意見がはっきり分かれたが、全編を通して観てみると確かにちょっと浮いた感じは否めない。
しかし、初公開から四半世紀が経つというのに、いま観ても決して古臭さを感じさせないところはさすがのひと言。

恐怖シーンが見事に描かれていることは言うまでもないが、人間ドラマとしても実に繊細に描写されており風格さえ感じる。
神と悪魔、善と悪、愛と憎しみ、信仰と不信仰等々、多くの要素を凝縮した映画史に燦然と輝く必見の名作!!



3.  とても良い ma-saさん 書き込み日: 2005年05月08日

精神的に本気で恐い

レビューというより感想になってしまうが、私にとって
今まで見たことのあるホラーモノの中で間違い無く
ベスト1のタイトル。

これをはじめて見たのは22歳の頃だった。
友人達と自分の部屋で見ていたのだが、見終わった後、
異常な恐怖が頭の中を支配してしまい情けなくも彼等に
「今日は泊まってくれ。頼むから今晩は一人にしないでくれ」
と本気で頼んでしまったくらいだ。
本タイトルを購入したのは、それから10年近く経った後だが
未だにDVDのプリント面の悪魔に憑依されているリーガンの
顔が恐くて思わず目を背けてしまう。

とにかくマジで恐いんだよー!
でもスパイダーウォークを見ちゃうとタダの特撮モノに見え
ちゃって恐怖から開放されちゃいます。ええ、萎えます。

それはさておき、本作を見るたびに必ず思うこと。
それは音楽担当のマイク・オールドフィールドは天才だってこと。



4.  とても良い さん 書き込み日: 2001年10月20日

永遠に続く名作

映画館で初めて観た時の感動!この作品を超える映画は多くありません。ドキュメンタリーのような日常映像とショックシーンのバランスの良さ。登場する人々の悲しみ辛さが伝わって来ます。この作品はオカルト映画ではなく人間ドラマなのです。「今まで観たことの無いバージョン」!ぜひ観てください。



5.  とても良い jugmさん 書き込み日: 2005年08月09日

一応実話に基づいているらしい

1974年に公開された映画のディレクターズカット版。30年も前の映画だがその怖さは色褪せない。純粋な魂の象徴である少女を支配し、人間に絶対的な無力感を与えようとする悪魔とそれに対峙する二人の神父。悪魔に取り付かれた少女に起こる奇怪な現象、そして悪魔と神父の戦いの描写の怖さは一級品である。

ホラー映画に登場する悪には殺人鬼、妖怪やモンスターの類など様々なパターンがある。その中で、究極の悪といえばやはり悪魔ではないか。そしてそれゆえ、悪魔映画のさきがけともいえるこの映画は我々に戦慄にも似た恐怖を感じさせるのかもしれない。



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