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ネオ・ファンタジア [DVD]

ネオ・ファンタジア [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 5


価格 : 4,438 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:5 1
1.  とても良い olivosさん 書き込み日: 2005年05月31日

人生の一枚です

1979年、初封切の年、私は真っ先に映画館に駆けつけ、この映画を何度も観て、そして泣いた。アニメと音楽の奇跡的な融合に感動して泣いた。ディズニーのファンタジアでもこうはいかなかったであろう。
ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」…老いた牧神の性へのコンプレックス。
ドボルザーク「スラブ舞曲Op.46-7」…ファシズム生成の構造が今ここに明らかに!
ラヴェル「ボレロ」…異星で生命の進化が始まる。それもコカ・コーラの一滴から?? すごい!!
シベリウス「悲しきワルツOp.44-3」…廃墟になった家庭の暖かい思い出を偲ぶ悲しいネコちゃん。本当に悲しい。
ヴィヴァルディ「オーボエとクラリネットの協奏曲Op.47」…人間の身勝手のせいで、ミツバチのお昼ご飯は大変。
ストラヴィンスキー「火の鳥」…禁断の実を食べたヘビの末路とは?
何の事だか分からない? ぜひ作品を観てほしい。そうすればアニメの内容に納得するし、きっとBGMの音楽も好きになる!!
これらの音楽アニメの間に、モノクロの実写が入る。ヨボヨボのおばあちゃんたちのオーケストラやアニメ原作のアニメーターを、因業な指揮者が虐待する図、である。この実写部分、封切り当時の新聞は「面白くない」と評していた。でも、今見直したら、どんなものだろうか。実は、これらのシーンには、あのフェリーニが協力しているそうなのだ。



2.  とても良い 伊藤 窿さん 書き込み日: 2005年07月21日

恋いこがれて二十数年、切望していた思い出の映画です(人生は短く芸術は長い)

 この映画を初めて見たのは小学生の頃。札幌の道新ホールの特別試写会に親に連れて行ってもらったのですが、アダルトな場面もあってちょっと気まずかった記憶があります。しかし一生涯の忘れえぬ映画として深く心に刻まれたのでした。それから二十数年、もう一度見たいと切望し続けた年月が積み重なり、今年東京で再上映。「きっとDVD化されるはず」という期待に違わず今回の発売。今は初恋の人に再会するかの様な気持ちで一杯です。
 実写部分のブラックユーモアやディズニーの『ファンタジア』へのくすぐりなど、よく分からない部分もありましたが、しかしクラシックの名曲(それも小学生だった私には初めて聴く曲ばかり)と見事に融合したアニメーションは言語を超えたメッセージがあり、忘れ得ぬ映画になったのは当然と言えます。子ども心に「エロス」というものを濃密に感じさせた『牧神の午後の前奏曲』。劇中の老婆達が号泣したのと同様、涙なしには見ることの出来ない『悲しみのワルツ』(この映画のポスターやパッケージで前面に出ているネコはこのエピソードの主役です)。ジェットコースターの様にイメージが乱舞し、ひねりと哲学の効いたエンディング…。圧巻は何と言っても『ボレロ』をフューチャーした第三幕、生物進化の一大スペクタクルです。そのダイナミズム! スケール! 毒のある締めくくり。この数分間をもってしてもC.ルルーシュ監督の名作『愛と哀しみのボレロ』全体に匹敵する規格を持っています。
初恋の人に再会して、膨らみきったイメージとのギャップにがっかりするという事を良く聞きますが、この映画との再会にそんなことは起こらないと思います。なぜって? 芸術とは永遠の生命を持つものだからです。



3.  とても良い デルソーさん 書き込み日: 2006年07月23日

25年探した

 あれ、変な映画だなと思った導入から、5分で虜になり身震いがする見事な構成。の先駆性は見事だが、技術の進歩にも関わらず60年以上前のディズニーファンタジアを超えたのはこの作品しか知りません。私の中のアニメ最高峰です。6曲の間の幕間、アニメの繊細さ、重厚な演奏であっという間に終演。探しては諦め、また何年か経っては探しの25年でした。去年発売とは迂闊でしたがやっと再会できました。



4.  とても良い マイクさん 書き込み日: 2006年07月16日

アニメってやつは……

オープニングの数秒を目にした時点で、鼓動が速まりました。例えば、登場する猫の毛一本一本にまで作家達の精神力が視て取れるのです!こんな作品を生み出してくだすってありがとう…制作者の皆様に尊敬やら感謝やら、その辺の感情をゴッソリ奪われた蒸し暑い夜でした…。



5.  良い 猫さん 書き込み日: 2005年08月27日

トラウマだった…という方ももう一度見て欲しい!

一つの映画(実写)に短編アニメーションがおり混ざるという作りですがその中で「悲しみのワルツ」が強烈に心に残ってしまった、という方も多いのでは?
かくいう自分も幼い頃、あの仔猫はどうしてあんなことになってしまったのかと思うと悲しくて夜も眠れぬ日々をすごしたのを覚えています。
けれど最近、監督であるボツェット本人が「妻のヴァレリアが飼っていた猫がある日突然消えてしまった実話を元にしており、彼女は今でもこれを見ると涙ぐんでいる」と語ったことを知り、もう一度見直してみると「ただ残酷で悲しい」アニメなどではなく「仔猫への愛情に満ちた」作品であることに気が付く事ができました。
仔猫の豊かな表情と動きから、仔猫への溢れる愛情を確認してみてください。



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