良い / 口コミ件数 : 63件
価格 : 1,149 円
この映画を観るに当たり、まず当日の事を振り返りました。 ただボ〜ッとTVで経過を見ていて、2機目がビルに突っ込んだのはリアルタイムに見ていたので、 こんな事が現実に起きているのか?それとも作り物なのでは?と、いう感情すらありました。 遠い日本に居るので、何もする事が出来ないのは当然ですが、大惨事を直に感じても何もする事が出来ない事には、憤りを感じる事もありました。 そしてこれ程の事が、リアルタイムに見る事が出来る事に驚愕しました。 事件後、どうしても自分の目で見たく、9.11の事件の丁度1年後に、グランド・ゼロを見に行きました。 1年経っているにもかかわらず、そこは瓦礫が片付けられ、単なるだだっ広い窪地にしかなっていませんでした。 この映画を観れば分かるのですが、二千人以上が生き埋めになり、たった20人しか生還する事が出来なかった事が、 本当に不思議でなりませんでした。周りの建物の損傷は思っているより無く、今の技術を持ってすれば、 もっと簡単に救出が出来るのでは?と、危険意識の無い、やっぱりそこは日本人の考えなんだと映画は伝えてくれました。 現実は、やっぱり悲惨で、困難な事ばかりなんだと。 この映画はドキュメンタリーとして観た方が良いと思います。 私の場合、劇場で観た時は娯楽作品?って感じで観てしまったので、この登場人物は誰? なんでこの人出てるの?って、頭の中が混乱してしまいました。 しかし、DVDで再度観て、やっとこの映画の素晴らしさが分かりました。 この作品には、ヒーローは誰もいません。 それより、どんな逆境においても前向きに、ひた向きに、命を救いたい、命を守りたいという、 人間が純粋に持っている感情を、しっかり描いている映画です。
9.11の同時多発テロで、崩壊したビルの下に生き埋めになった警察官の当時の様子が、事実に忠実に再現されていました。 爆発・炎上しているビルへ救出に向かう警察官の勇気と、想像をはるかに超えた恐怖の体験がわかり、犠牲になった方々を思い、感動して泣けました。 生き埋めになった人をどうやって掘り出したか、人海戦術の様子も再現され感動的です。 9.11のショックから、まだ立ち直っていないので、当時のニュース映像や「戦争がはじまった」という、こおりつくような気分がよみがえりました。 事実を伝えていくためにも、まだ戦争中であることを実感するためにも、映画化されてよかったと思いました。 「ユナイテッド93」とあわせて観てほしいです。
まず自分が瓦礫の6mもの下に埋まってしまうって事が考えられません。 しかもどんどん建物が崩れて行き、ああもうそろそろ死んでしまうんだ。。。。って、死を覚悟する恐怖。 建物はじわじわ崩れて行きます。 そのときの音も妙に気味悪い変な反響音。 またあの大惨事をニュースで知ったときの家族の気持ち。。。 ああ、もう二度とこんな事起こってほしくないです!!!
オリバーストーンなのに…、普通の映画…等、人それぞれ評価はあります。ただこの物語は、作られたものではなく実話です。このような話を視聴者のために面白く描くのはどうなんでしょう?この作品の中の二人の警察官は幸運にも救出されました。しかし、同じような境遇の中で発見されずに命を落とした方が大勢いるのです。そして、亡くなった方の多くの家族の悲しみは計り知れない。確かに人によってはこの映画は単なる家族愛を描いた感動作にしか思えないかもしれない。しかし、この作品の裏にはいくつもの人間ドラマを想い抱くことができると思います。これは実話に忠実だからこそ感じられる事だと思います。あの事件を忘れないためにも見る価値はあると思います。
プラトゥーンでアカデミー賞を受賞し、JFK、サルバドルなど社会派ドラマの大御所オリバーストーン監督の最新作。911テロでタワー1に残された警官達の物語。生存者や目撃者0のユナイテッド93とは異なり多くの人達の証言を元に製作されているので極めて事実に近いと思う。U93では当人に似た無名の俳優や素人と使うことでドキュメンタリーのような臨場感があったが、WTCではニコラス・ケイジを初め顔の知れた俳優が多数出演するので、極めて深刻な内容ながら「この映像は映画なんだ」という多少の安心感を持って観られた。映像はリアルな撮影手法で実際に現場にいるような緊迫感がある。観客は警官と一緒にあの日、ビルの中に入るのだ。全体を通じてドラマチックな展開や感傷的なストーリーはなく、淡々と進行していくが、退屈することなく終演まであっという間だった。観る人によっては「ストーリーがない」と思うかもしれないが、主張の押しつけがなく起こったことを忠実に描く、そして観る人にそれぞれの感想を持ってもらう。そんな映画だ。あの事故からの生還者達は人生観が変わったという。観客達も同様の思いを少なからず持てるかもしれない。涙は全く出なかったが、終始息苦しさを感じた。テロの事件がテーマではなくそれに巻き込まれた家族と人々の助け合いの物語。良い映画だったが唯一残念なのは戸田奈津子さんの翻訳に違和感を感じたことだ。ニコラス・ケイジの「エレベーターシャフトへ走れ!」の台詞が「逃げろ!」になっていた。ニコラスはエレベーター部分が頑丈に出来ているのを知っていて咄嗟の判断で皆をそこへ避難させたのだが、戸田さんの字幕では勝手に走り、運良く助かったように思ってします。その他にも変だと思う字幕がたくさんあり、シーンがつまらなくなっていた。ロード・オブ・ザ・リングの時も変な訳だと思ったが、もっとセンスの良い人はいないのだろうか?DVDにする時には字幕を作り直して欲しい。折角良い映画を作っても字幕が悪ければ良さが半減してしまう。オリバー・ストーンを始め映画製作者に申し訳がない。