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ジャック・ライアン・シリーズはポリティカル・サスペンスよりアクション映画になってしまった感もある |
ポリティカルサスペンスの要素を封じ込めてしまい、凡作となってしまった「パトリオット・ゲーム」に較べれば、娯楽作品としての評価はこの「今そこにある危機」の方が上だったと思う。
しかしハリソン・フォードのジャック・ライアンは正直どうも馴染めない。本作では分析よりも無敵のソルジャーのような活躍で、「レッド・オクトーバーを追え!」では飛行機を怖がっていたのが嘘のように、ヘリコプターにぶら下がってジェームズ・ボンドみたいだった。いくら過去に軍の学校にいたとしても強すぎであろう。
ウィレム・ダフォーは敵か味方かわからないような所がよかった。大統領や大統領補佐官は貫禄がなさ過ぎて情けない小悪党にしか見えず、普通の映画だったら最後の大統領の脅しが不気味な迫力を持つことが多いのだが、この映画の大統領であれば最後のライアンの毅然とした態度も確かにうなずける。 |
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