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レッズ 劇場公開25周年 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

レッズ 劇場公開25周年 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

とても良い / 口コミ件数 : 3


価格 : 2,315 円





クチコミReview一覧
評価の高い順 評価の低い順 書き込み日の新しい順
口コミ件数:3 1
1.  とても良い DVDマニアさん 書き込み日: 2008年04月23日

劇中に本当の歴史の証言者のインタビューを交えた構成が見事

 「レッズ(赤)」という直接的なタイトルにしたベイティの気迫が伝わるが、80年代とはいえ、この題名と企画でよく映画会社が資金を出したと思う。(逆に今のアメリカ映画界の雰囲気の方が、このような映画を撮るのは難しいかもしれない)
 映画の主軸はジョン・リードとルイーズ・ブライアントのラブ・ロマンスに重点が置かれるが、一方で多くの著明な証言者たちがリードの実像を語るインタビューを挟み込む大胆な構成で、そのためやや長く感じるが、このインタビューが入ったことで映画としてはよりジョン・リードの人物像に迫ることができたのではないだろうか。
 ビットリオ・ストラードの美しい撮影や美術・技術スタッフの見事な手腕、モーリン・ステイプルトン、ポール・ソルビノ、ジーン・ハックマンら脇を固めるベテラン俳優の演技の助けもあって、これまでのところウォーレン・ベイティ監督の最高傑作だと思う。
 映画館のスクリーンで見た時の、有名な「インターナショナル」にのせて、路面電車を止める群集のシーンの高揚感は今でも頭に焼き付いている。 最後、水を汲みに行ったルイーズがジョンの死の予感を感じる時のダイアン・キートンの演技や、その場面にかぶる証言者の老人の一人が歌う歌も印象的だった。



2.  とても良い yamaguchさん 書き込み日: 2010年02月15日

当時はウォーレン・ビィーティーと表記されていました。

 時は1984年。小森和子さんがラジオの映画紹介番組で楽しそうに紹介をされていた。アカデミー賞最有力候補であり、史上最高のオスカー受賞数になるのではないかとの話題であった。対抗馬としては「黄昏」。On Golden Pond でデーブグルーシンが気持ちの良い音楽で老夫婦を描いた作品であり、素晴らしい作品であった。アカデミー賞をとったのはバンゲリスが音楽をしていた「炎のランナー」。漁夫の利という感じだったでしょうか?音楽が印象的であったためか、映画は今一つという感じが否めませんでしたが…。
当作品は、ジャーナリストの男女がけんかをしながらも、お互いを疑いながら、愛しながら、ロシア革命を通しての一大叙述詩となっており、非常にわくわくする映画であった。当時はまだソ連がある中で、共産党をテーマにした映画であり、一部始終に労働者の解放とインテリとの間があり、最後の感動的な再会のシーンにつながる。洒落た会話があったり、深刻な喧嘩があったり、和やかな団らんがあったり、不倫があったりと、人間模様をよく描いていた。一見、共産主義を礼賛しているような感じであったが、欺瞞性や常軌を逸した宗教的な狂信に向かっている様子等があり、人間の組織の行動的、個人の英雄志向等も随時描かれていたように思う。劇場からNHKの深夜放送、そして待望のビデオ化により、何度も見てきました。いまだにサントラ盤LPと映画パンフレットも残っています。(映画雑誌、ロードショーの切り抜きもあり、裏はバートレイノルズのシャーキーズマシーンが紹介されていました)当時は、インテリおばあちゃんであった小森さんが、「赤の広場に埋葬された唯一のアメリカ人、世界を揺るがした10日間の著者で、…、おばちゃまも紅衛兵の…」という解説があり、共産党宣言や紅衛兵に関する文献をあさったりしました。
 ロシア革命からシベリア出兵の時代背景。労働運動が盛んであったアメリカのグリニッジビレッジ、ポーランド、フィンランドと世界を回っている感じがまたよい。出だしの老人の複数の証言形式も当時の映画としては、斬新的なストーリー展開であったように思います。密航するリード等古い胡散臭い時代をよく映していたように思います。
 個人的に非常に好きな映画です。ビデオの1巻のテープが切れたので、そろそろDVDを購入したいなと思います。
この映画に情熱を燃やしたのもダイアンキートンが好きであったこともあり、この映画の善し悪しも理解している気がします。



3.  良い タダトモさん 書き込み日: 2010年02月24日

ロシア革命を扱った優秀作品

本作品と『ドクトル・ジバゴ』はロシア革命モノでは欠かせない作品だと思います。本編以外にインタビュー等も充実しています。また『地獄の黙示録』に続き本作品で2度目のオスカー(撮影賞)に輝いたヴィットリオ・ストラーロの撮影センスには本作品でも唸らせてもらいました(この後『ラスト・エンペラー』で3度目の受賞を成し遂げます)。レンタルショップでもなかなかお目にかかれない本作品、購入して損は無いでしょう。



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