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価格 : 3,580 円
マドンナ香川京子は品よくひたすらに美しいが、寅とは水と油、相性の悪さは若尾文子と双璧だろう。いくらなんでもありえないのである。寅と香川京子にはなにもおきようがないし、それがあまりにもあからさまなのだ。マドンナには実はエリートの恋人がいたという設定も初期作品群的であり、残酷。サブマドンナ?林寛子のこましゃくれぶりも鼻につくが、これは彼女の個性であり、帰国子女という設定からすると適役か。で、この作品がつまんないかというとそうではない。本作における2人のマドンナはダミーである。寅の相手役はアメリカ人セールスマンのマイケル・ジョーダンであり、マドンナは通訳のために用意されたにすぎない。そのマイケルはさくらに恋をし、今回ばかりは寅の恋愛は脇に追いやられてしまったのである。恋愛が脇に追いやられただけで寅は立派に主役である。寅とマイ公、さくらとマイケルこの2軸展開。ジャケットにマイケルが登場しないのは片手落ちであるといえよう。