良い / 口コミ件数 : 7件
価格 : 3,241 円
このDVDを買う価値があると思います。この2分間の映像とは、アントニオ・バンデラスが劇中で踊ったタンゴのシーンがマルチアングルで収録されているという部分です。 このシーンはジャケット写真にもなっているように、この作品を代表する最高の場面です。 社交ダンスを古臭いものとバカにしていた劇中の高校生たちが、一気に社交ダンスの魅力に目覚める、ストーリー的にも重要なシーンでもあります。この踊りのあとでバンデラスが劇中で「男性諸君はこのように女性を扱いたいか、女性諸君はこのように男性を引き付けたいか」と高校生たちに問い、高校生たちは熱狂的に賛意を表すのですが、それがまったく自然に思えるような説得力にあふれていて、単なるダンスがここまで人の官能を煽れるのかと感心するほど、とにかくアントニオ・バンデラスのセクシーさ全開、端正で蠱惑的な、これぞタンゴという踊りが披露されます。 作品中ではこの踊りを見つめる高校生たちのカットなどが挿入されていて、踊り自体をじっくり見ることができないのですが、競技ダンスの上手さや振り付けのハデさなどとはベクトルの違う、俳優バンデラスならではの「感情に訴える」タンゴが、このDVDの特典映像で、ノーカットで堪能できることと思います。 ちなみに、作品自体も、社交ダンスはお互いの尊敬やチームワークなどを培い、子供たちの生き方をより良いものにするという信念をもつ主人公を、バンデラスが上品なセクシーさで演じていて説得力がありましたし、貧困層に属していて環境に恵まれない高校生たちがダンスを通じて可能性を信じることの大事さや友情に目覚める、わりと素直に見れるいい話的なストーリーだと思いますので、星5個をつけました。
アントニオ・バンデラスは、あいかわらず暑苦しい雰囲気はあるものの、年齢を重ねて、暑苦しさよりも、渋さ、落ち着き、優しさなどがジンワリ出てきてイイ味出していました。(笑) バンデラスが生徒たちに見本を見せるためタンゴを披露する場面は最高。キメキメのポーズ、情熱的なパフォーマンスで攻める攻める。この場面はカメラの動きや編集もなかなか冴えていて、これならば生徒たちが社交ダンスに興味を持ってもおかしくない説得力があった。 生徒ひとりひとりの背景が描き切れないから、彼らにイマイチ感情移入がしづらい点はありますが、バンデラスのダンス教室から参加しに来たお嬢様育ちの女の子を、下町育ちの太っちょ黒人男子生徒が上流社会のパーティー会場で見事にエスコートして見せるシークエンスは良かったし、ダンス大会でパートナーを取り合って喧嘩してた奴らが、それをそのままタンゴに表現して喝采を得る場面は、競技としてルール違反だけど面白い発想だね。 メインの黒人カップルの男子生徒が生活費を稼ぐため悪事に手を染めていて、ダンスコンテスト当日に盗みに誘われてしまい、大会に行くことが出来るか、という展開はありがちでしたが...。 社交ダンスとヒップホップの融合が試みられているのは面白い。ただ、社交ダンスと言えないダンスが喝采を浴びるのは、見ている分には楽しいのだけれど、何だかなぁと思わないでもない。 また、ニューヨークでは正式種目なのかもしれないけど「サンバ」「チャ・チャ・チャ」でなく「サルサ」が競技種目だったのも違和感があったし、モダン種目でパートーナー同士が手を離してしまうのは有り得ないでしょ。 ともあれ、実話の映画化ですから脚色や演出はあるでしょうが、これをきっかけとして社交ダンスが全米の学校での修得科目として広まったのは納得です。
実話が基になった、とても面白いドラマだった。 心に響く場面が結構あって何度もグッときました。 だいたいバンデラス先生がカッコ良すぎでしょう! 信念や熱意にあふれ、なんてステキなのかしら〜! 実際に、あんな先生に恵まれたら幸せだなぁと、 私も大人クラスがあったらダンス教室に行きたくなった。 ただ、HIP HOPなラストシーンが好きになれなくて・・。 社交ダンスから、自分と異質なものに敬意を払うことを 学んだハズなのに、結局、受け入れないのかしら? あそこは社交ダンスの伝統をリスペクトする形で 子供たちの心の成長を見たかったと思いました。
ストーリーは、実話を元に作り上げた青春社交ダンス、スポコンという感じでしょうか。ピエール・デュレインという社交ダンスの一人者が、NYのいろいろと問題が多い地域での、高校生のために行なったダンスプログラムが下地になっています。 依然観た、小学生ですが、同じプログラムに取り組むドキュメンタリー映画「ステップ!ステップ!ステップ! 」を観ていたので、こういうプログラムがNYであるのは、知っておりました。 素敵だなと思ったのは、社交ダンスというものを通して、いろいろと問題を抱えている高校生達に愛情と情熱を注ぐ、先生。やはり、こういうことに取り組んでおられる方は、本当に、尊敬してしまいます。素敵です。 そして、一番、感じたのは、アントニオ・バンデラスの必要以上に撒き散らすセクシーさ。彼は、本当に、セクシーなんだけど、水を得た魚とでもいいましょうか、サルサが、ルンバが、社交ダンスが、よく似合う。こうなられば、暑苦しいというのを通り越して、清清しささえ、感じてしまうのが、不思議です。
ストーリー自体は「社交ダンスをきっかけに更生していく落ちこぼれ高校生」、という社交ダンスの部分を変えたらいくらでも転がっている一言で説明できるお手軽ストーリーながら、なぜかちょっと感動してしまいました。 こういう映画最近観てないからかな?とも思いましたが、落ちこぼれ高校生を演じる将来明るい俳優さん達のわけの分からない自信とエネルギーに、同じく落ちこぼれ中の俺でもまだ何とかなるんやないかと単純に思ってしまったからかもしれません。 最近深く考えないようにして沸き起こるこのわけの分からないエネルギーで突っ走ることが、人生こんなもんやとクールに悟って諦めてしまうよりもいいものだと実感しているので、みなさんこの映画観て何も考えずに頑張って下さい。