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商売とは人を稼ぐことであり、人を残すことである、というメッセージ |
今から200年ほど前、お隣の韓国で商道の道理を貫き、朝鮮一の富豪となったイム・サンオクの波乱万丈の人生を描いた歴史大作だ。恋愛物が多い韓国ドラマの中で、商売とは、
お金(財)とは、人の道とは、そして商道とは、、、と今までに見たことのなかった
「ビジネス」を真正面から描いているところが非常に面白い。
商品情報偽造、リストラ、、、と世の中何を信じていいのか分からない時代、
そんな暗い時勢の中だからこそ、「商売とは、人を稼ぐことであり、人を残すことである」
「財とは水と同じで平等であり、人は正しい枡と同じである」(水のように平等であるべき財物を独占しようとする商人は、その資産により悲劇を迎える)、という作品のテーマは本当に心を打つ。
原作の小説は、韓国のビジネス書としてベストセラーになったという。私も読んでみたが、ドラマは、イム・サンオクの人生を土台にしているが、かなり異なっている。あの原作を50話のドラマに纏め上げた脚本家の力量は素晴らしい。主役のイ・ジェリョンも、脇役たちも、また彼を取り巻く女性群もしっかりしている。
料理をテーマにしていたチャングムも良かったが、私は、舞台や、人物の描き方、そして何よりも、「財」というテーマを扱っている点で、商道の方が面白いと思った。韓国では、社員に読ませたいということで原作を一括購入した企業が後を絶たなかったと聞いているが、このような骨太のドラマは、今のような世の中だからこそ、広く、沢山の人に見ていただきたいと思っている。
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