とても良い / 口コミ件数 : 24件
価格 : 1,596 円
愛の表現や形は様々で、決まりごとも無い。そしてある日突然生涯をともにする愛がやって来たりする。 gender(性)に悩むのは主人公である“父”だけでなく、自らの息子もその悲しい生い立ちを背景に、別の意味で抱えている。 “父”の身勝手な理由から始まったこの旅を通じて、お互いはそのことを少しずつ知ることになる。 しかし、本作のタテ糸は実は家族愛のように思えてならない。性の問題はヨコ糸であり、二人の旅路に絡んでくる様々な善人や悪人の登場人物との出会い、 そして主人公の家族と過ごす短いながらも楽しい時間にたどり着き、息子が主人公と自分との間の真実を知り出て行った時、ひとつの織物の生地が出来上がる。 手術を受ける“父”、念願かなって“ハリウッドデビュー”をワケアリ映画で実現する息子。 ラストシーンは、この二人が、あのなんとも楽しく愛情にあふれた祖父母と妹も一緒になって、 この“生地”を使って手探りながらも少しずつ、“1着の洋服”をこれから作り上げていくことを見るものに感じさせる。
主演のフェリシティ・ハフマンを知ったのはデスパレートな妻たちでした。役柄は子育てに奮闘する主婦ですがこの映画の役はなんと性同一性障害の男性。あの低い声、立ち振る舞い、複雑な演技。今まで何本もインディーズ系の映画を観てきましたがここまで変貌できる女優はなかなかいないと思います。そして息子役のケヴィン・ゼガーズもすばらしい。予告編(アメリカ)のを観たときコメディーかなぁと思ったが実際見てみると軽い映画ではなかった。特にラストシーンが私の中で印象に残った。今後の二人の作品に注目です。
吹き替えで観たのですが、主人公の声優が女性だったので、観賞している間、実際はどんな声をしているんだろうと思いました。男だとばかり思っていたので、見終わった後に演じていたのが女性だと知ってビックリです。 もう一度、英語版で見直しましたが違和感をあまり感じなかったのは不思議です。 因みにバートヤングの声は、「ロッキー」と同じ、富田耕生さんが担当していました。 世間から敬遠されがちなテーマですが、登場人物に悪人がいないのが、心温まる要因の一つかもしれません。魅力あるキャラクターばかりです。 どんな世界の人間であれ、お互いの存在を認め、それを受け入れる気持ちが何よりも大切なんだと思いました。 日頃から人間関係に悩みを持つ私たちにも言えることではないでしょうか。
男娼で薬もやっていて、自殺した母親に、義父による性的虐待や暴力を受けていた息子と、性同一障害で男性の精器もオッパイもある父親の話は、どうしようもない状況でありながら、その親子の「きれいさ」がいつまでも胸に残る。 何度も笑って観れる映画だけれど、ドキッとする台詞もあるし、主役を演じた女性の役者としての素晴らしさに頭が下がる。また、その息子を演じた男優も、傷ついた重要な役どころをとても魅力的に演じていて、双方の存在感が、どこか美しくて、あたたかく、久しぶりに後味のいい素敵な映画でした。
個人的な見どころは2つ。 とても綺麗なフェリシティ・ハフマンの超ブスメイク&ヘア。 最悪の髪の長さがポイント。ここまでやったら拍手するしかない! 化粧のくずれ具合といい目を覆いたくなるような女性になりたい 男性を繊細に演じていて 感動してしまう。 特典のインタビューでは信じられないくらい美しいので こちら も見て驚いてほしい。 もう1つはこの1作でアメリカで人気沸騰のケヴィン・ゼガース。 ティーンエイジからゲイまでとりこにした完璧ボディと死角のない 超美形。これだけでも見る価値あり。妖しい視線と対比の爽やかな 笑顔が眩しい。久々のスター誕生!日本でも受けること間違いナシ の正統派完璧美形です。 実の父親とは知らずに ブリーを好きになってしまいお互いに深く 傷付いてしまうが 悲しくも爽やかさが残るのはこの2人の演技が すばらしいから! 昨年は洋画不作年でしたが「トランスアメリカ」はいい味だしてた映画でした。