普通 / 口コミ件数 : 14件
価格 : 980 円
映像が圧倒的に綺麗。 特に圧倒されたのが「ガーベラの雨」。 日本の映画世界はここまで進化したのかと驚愕。 共感覚という孤独。 癒されない傷跡。 ネット世界の虚と実の違い。 自分の見えている世界が他人の世界と同調しないとき。 そんな歯がゆい想いを満たしてくれる人がいるなら、 僕もきっと「あの子」のようになってしまうのかもしれない。 心から悲しいお話。
『共感覚』。 私たちは、晴れた空を見たら青いと感じる。水に触れると冷たいと感じる。『共感覚者』は、普通の感覚と同時に、青い空が苦かったり、冷たい水が四角いと感じたりするそうだ。どう感じるかはまた、人によって違うという。 そして、同じ感性を持つ人と出会える確率は、20000×α分の1(いまいちよくわからない数式だが)だそうだ。とにかく低いということでしょう。 麻里(宮崎あおい)の親が殺された。しかし、親が殺されたのは、実はこれが初めてではない。 産みの親も、育ての親も、またその次の育ての親も、次次と殺されてきた。その度に、より資産の多い家の養女となり、はた目にはより幸せな境遇になっていたのだった。今回は、3組目の育ての親だった。 現場に残された奇妙な図形の意味は? それともただの偶然か? 新介(江口洋介)は、共感覚者。他の人とは違うその感覚を内に秘めて、表面的には、普通の人と同じように暮らしている。 この新介の職業(?)が私には興味深かった。本業は、チラシなどの広告デザインをやっているみたいだが、実は、ヤクザ(鳥肌実)の下請けで、貴史(安藤政信)と一緒に盗撮サイトを運営している。 その盗撮(契約)していた女性の部屋の映像がおかしくなった。また、別の盗撮カメラには、女子高生の姿が映っている。新介たちは、事件に巻き込まれていく。 江口洋介、安藤政信、宮崎あおい、石田ゆり子、松田龍平。キャストが揃って、上質なスリラーに仕上がっていると思う。 謎解きは親切で、最後に見せる映像は、感動モノです。 観終わったとき、もう一度最初から観て、別のエンディングを創りたいと思いました。 そういえば、『共感覚』とは違うが、子どもの頃、『自分が見ている赤い色は、他の人も同じように見えているのだろうか?』なんて思ったことがあった。
NANAで(わたし的に)新境地を切り開いた宮崎あおいの、いつもの影のある 少女を見ることができて安心?します。それ以外の役者さんも実力者ぞろいで 見ごたえがあります。物語はサスペンス仕立てで、共感覚という聞いたことがなかった 感覚から始まります。そして殺人現場に残されたナゾのマーク。 話しに引き込まれていきます。しかし犯人が明らかになってくると、 ある意味意外というか、意外性がないというか、ちょっとがっくりきました。 しかしラスト前までのめりこめるし、演技も素晴らしく、見ごたえアリです。
序盤は脚本がうまく構成されていて、深まる謎が 後々の伏線になるのだと思わされ、入り込めました。 でも後半の展開というか、オチがしっくりこない。 前半楽しく見れただけに、残念な感想を抱きました。 出演者は、「役者」というイメージの人たちが揃っていて、 演技もさすがでした。それだけにもったいない作品でした。
発想はおもしろい ただ、もうすこし、登場人物を多くして、おちがわからないようにするとか、なぞを解き明かす刑事たちの切迫感をもっと描くなどして、映画として、完成させた形にしてほしかった。 最後も殺人者に対する、憎悪がいきなり消えたりして、意味不明だった。 ただ、役者陣が豪華なため、かれらの表情を見るだけでも価値があり、途中で見るのを投げ出そうとは思わなかった。