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エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)

エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)

とても良い / 口コミ件数 : 13


価格 : 4,311 円





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1.  とても良い nappunsaramさん 書き込み日: 2008年01月09日

波乱万丈,47歳の生涯

「シャンソンなんて聞いたこともない」という方でも,エディット・ピアフという名前には聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
1963年,47歳の若さでこの世を去った彼女の歌声が,死後40年を経過した今でも色褪せることなく愛され続けているのは何故なのでしょうか? そういった疑問を解く鍵がこの作品にあります。
1915年12月19日,パリの下町の貧しい家庭に生まれたエディット・ピアフ(マリオン・コティヤール)は,幼くして父方の母親が営む売春宿に預けられ,早い時期から娼婦や売春宿への訪問者たちと接触をもち,このような状況が彼女の人格と人生観に強いインパクトを与え,彼女の音楽の特徴である“傷心的な声を伴った痛切なバラード”という形で表現されました。
オリジナルヒット曲の「バラ色の人生 La vie en rose」(1946年)や,「愛の賛歌 Hymne ? l'amour」(1949年)などを織り交ぜながら,ピアフが世界的に有名な歌手になるまでの成功と挫折,ルイ・ルプレ(ジェラール・ドパルデュー),レーモン・アッソ(マーク・バルベ),マレーネ・ディートリッヒ(カトリーヌ・シロヌ)たちとの華やかな交友関係,そして最愛の恋人,マルセル・セルダン(ジャン=ピエール・マルタンス)との熱烈な恋愛を描いた感動のドラマです。
そういえば,近くの公民館のおばあちゃん合唱団が“ラビアンローズ”という名前なんですが,彼女たちの人生もきっとバラ色なんでしょうね。



2.  とても良い 五番街さん 書き込み日: 2007年12月15日

魂の讃歌

 原題は「LA VIE EN ROSE」。ピアフの愛に満ちた壮絶な生き様を,誰もが耳にしたことのある魂の歌で辿る。ピアフの情熱が乗り移ったように演じるマリオン・コティヤール,「バラ色」の時は溢れ出さんばかりの愛を惜しげもなく晒し,暗闇からも逃げずしっかりと光を当てた。
 歌謡番組で聴く「愛の讃歌」が別の曲に思える。戦後日本の歌謡界にも少なからず影響を与えたであろう,エディットの「バラ色の人生」をご覧あれ。私にとって間違いなく今年のベストだ。
 
 本編にdts音声が付くのが嬉しい。特典ディスクも楽しみだが,コンテンツを見る限り,実際のピアフの映像は収録されない。映像がないのか版権の問題なのか,残念だ。



3.  とても良い 街道を行くさん 書き込み日: 2008年03月09日

シャンソン、そして音楽への賛歌。

「ピアフに狂った」友人がいました。エディット・ピアフの人生こそが、シャンソンなんだ、と言っていた事をよく覚えています。彼女の歌声を、世界中で大勢の人が抱きしめたいほどに愛していたことでしょう。そして、同じように彼女の歌声にどれほど大きな喜びを与えられたことでしょう。伝説に彩られた人生。貧民窟、娼婦館、大道芸人、男たち。逆境といえば陳腐になりますが、どん底の生活から登場し大スターになりながら、シンデレラのような幸福が待っていたわけではなく、それでも少女のような小さい体で、世界中を魅了してゆく彼女の歌には何か特別なものがあったというほかありません。それは、その彼女が歩んできた人生の日々が歌声になったからなのだろうと、この映画を見て、そう思いました。ピアフに限らず音楽というものが人を感動する力を持っているのはそのためだろうと思います。これからは、音楽をもっと深く聴くことができそうです。本当に素晴らしい映画でした。是非、ご覧ください。



4.  とても良い 一色町民さん 書き込み日: 2007年12月27日

壮絶人生

祖母の娼館で育ち、失明の危機、路上で歌い金を稼ぐ生活からプロ歌手デビューしたと思ったら、殺人事件の容疑者になっちゃうわ、交通事故には何度もあうわ、妻子のいるボクサーと不倫して、しかもそのボクサーが事故死しちゃうわ、さらに薬物中毒で一日10本もモルヒネを打つ始末。性格も気まぐれ、ジョークはキツイ、典型的なわがままスター歌手。絶対に友達になりたくないタイプですね。(苦笑)
 
この、エディット・ピアフの壮絶な人生もスゴイが、マリオン・コティヤールのなりきりぶりがスゴイ!! とにかく、ピアフの20代から晩年までの形態模写演技(晩年の痩せ衰えた姿もリアルに再現)だけでなく、歌う場面が息継ぎがぴったりなんて当たり前で、ピアフが乗りうつった様。晩年になると、薬物中毒や不摂生のせいで、体がボロボロで、さらにリウマチで前屈みでヨボヨボと歩くのですが、そのあたりのボロボロヨボヨボぶりも凄かった。

映画を晩年のピアフがNY公演のステージで倒れるところから始め、晩年を軸にピアフの幼少から多感な青春期、恋に生きる壮年期と、過去・現在の時制が交互する構成という脚本のギミックはありますが、基本的にはオーソドックスな演出のなか、多彩な語り口での2時間20分をあきさせない。特に、最愛の男の飛行機事故の知らせを聞くワンカットのシーンが、特に素晴らしかった。もう、鳥肌もんでした。
ただ、ピアフの人生って、面白すぎるというか、あまりにも波瀾万丈すぎるために、色々と詰めこみすぎたような気もします。

蛇足ですが、「愛の賛歌」って結婚式でよく歌われるけど、歌詞の内容は不倫の歌だよね。 「バラ色の人生(ラヴィアン・ローズ)」はイブ・モンタンへの愛の歌だそうだし。まぁ、いいか。(笑) 



5.  とても良い hiroさん 書き込み日: 2008年02月29日

もう一度、シャンソンを

 エディット・ピアフ、イベット・ジリロー、ジュリエット・グレコ・・・。1950,60年代は、街に喫茶店にシャンソンが溢れていました。その当時は、パリへの憧れとして、ロマンスとして、シャンソンは我々の心を満たしていました。
 越路吹雪の日本語版でも、愛の賛歌は大ヒットしていました。その時、愛する人が飛行機事故に遭った後に、エディット・ピアフがこの曲を歌ったことは知しっていました。しかしながら、この映画を観るまでは、エディット・ピアフの人生が、ここまで波瀾万丈であることを知りませんでした。
 私が高校生の頃、ジュリエット・グレコのコンサートに行ったことがあります。その時、シャンソンは心で聞くものだから、歌詞の内容が分からないといけないということで、歌の前に、歌詞の意味を日本語で説明する人がいました。
 この映画を観ると、シャンソンは歌を超えていることを実感します。エスプリと一言では言い表せない、歌を超越した世界が、シャンソンにはあると再認識させられました。また、シャンソンには娼婦の歌が多く、ジュリエット・グレコのコンサートの時も、娼婦は最も古い女性の仕事であり、軽蔑してはならないと説明していました。この映画を観ると、その理由も分かるような気がします。
 10代の頃、パリに憧れシャンソンを聴いていたことが、再びよみがえってきました。もう一度シャンソンを聴きたい思いがつのりますが、レコードしか持っていません。この映画を契機に、もう一度、シャンソンの名盤がCDになることを期待して待っています。
 
 



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