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「実話」感をあまり強く出さない方が良かったのでは・・・ |
新城監督の大傑作「ただ、君を愛してる」に続く劇場第2作だけに大いに期待したが、そのサラリとした作風は健在だった。しかし、今回はどうもぎこちない。前作はファンタジーの要素が強かった分、新城組の良さがピタリとはまったのかもしれない。飯島夏樹のメッセージを観客に伝えることよりも、ひとつのラブストーリーとして成立させている点は前作と同じ作りであり、好感が持てるのだが、どうも空気感がしっくり来ないのだ。ハワイの真っ青な空と湘南や千葉の曇天の対比は、病気になって戻ってきた夏樹の情感を伝えたかったのかもしれないが、どうもハワイ=天国という感じがあって乗れなかった。またどうしても多くなる室内シーンがTV的で、その視点でメイキングを観るとあまりに撮影順序がバラバラであることがわかる。このスケジュール最優先さはTV出身ゆえのクセなのかもしれないが、結果俳優も乗り切れなかったのではないか。飯島一家が度々撮影現場に来たのもプレッシャーだったのでは。せっかく桑田圭祐が珠玉の名曲を提供しているのだから、もっと現実から離れたほうが良かったのではないか、と思う。名前を変える、とかね。思い入れは充分わかるが、星3つ。 |
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